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2020年02月12日21:09

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『江戸ものづくり列伝』に行って来た。

けふも夜勤明けの半休を利用してm(__)m

江戸東京博物館「江戸ものづくり列伝―ニッポンの美は職人の技と心に宿る―」
【ミュージアムレポート】https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/26889/%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%b1%95%e3%80%8c%e6%b1%9f%e6%88%b8%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a%e5%88%97%e4%bc%9d%ef%bc%8d%e3%83%8b%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%be%8e%e3%81%af%e8%81%b7/
フォト
いや、素晴らしかったデス!
展示が自分の好みにマッチしてたのと、混雑がなく、ゆっくり自分のペースで見れたので、ポイント倍増♪ とてもイイ印象ばかりが残りました!!

展示は、二段構成みたいな感じになってました。
まず前半では、イタリーはヴェネチアにあるベニス東洋美術館からの里帰り品を展示! これらは本邦初公開の品々だそうで♪
明治の中頃に訪日し、数か月間日本に滞在して方々を周遊したヨーロッパ貴族(由緒あるブルボン家の末裔だそうで)バルディ伯爵が、その滞在期間中、そちこちの骨董屋で美術品を買い集め、それが基になって形成されたと云うのが、ベニス東洋美術館のコレクションなんだそうで。
バルディ伯爵って人は、どうやらサムライに興味があったらしく、そのコレクションの中心は、刀剣や刀装具、甲冑などの武具でした。

展示後半は、江戸後期〜昭和初期に活躍した各ジャンルの名工5人にスポットを当てて紹介♪
その5人とは、漆芸の原羊遊斎と柴田是真、陶工の三浦乾也、金工の府川一則、そして超細密工芸の小林礫斎。
酒井抱一とのコラボもたくさん手掛けてる原、ソロで特集展示が組まれるほど人気のある柴田、あと陶芸が好きな自分としては三浦のことも。この3人については、本展を見る前から存じておりましたが、府川と小林のことは、本展で初めて知りました。
いやー、二人とも興味深い人物でした。
晩年の北斎に弟子入りして、絵師としてスタートを切りながら、北斎の没後に金工家へ転じ、皇室御用達の名工にまで上り詰める府川は経歴が面白い。一方の小林は、ドールハウスとかジオラマに使うような、実物の何分の一、いや、何十分の一スケールの超ミニチュアの工芸品や調度品を造る、細密工芸の名工で、”江戸の職人芸”の最後の担い手のような存在として、昭和の時代まで活躍した人だそうで、この人の場合は作品そのものが面白い♪

まあとにかく、好みに合致した面白い展示で、興奮しながら見て来ました♪
このところ、江戸博の展示はイイモノが多い気がします!
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