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2018年12月11日22:09

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『川瀬忍 作陶50年の間(ま)』に行って来た。

ダブルヘッダー明けの半休を利用してm(__)m

菊池寛実記念智美術館「川瀬忍 作陶50年の間(ま)」
【展覧会HP】http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
フォト
以前から申して参りましたことですが、わしは2D作品(絵画などの平面作品)よりも3D作品(彫刻や工芸品などの立体作品)のが好きで、中でも、陶芸は好きなジャンルであり、また分けても、青磁にはひとかたならぬ興味がありまして、そんな青磁作品のうち、さらに、川瀬忍という青磁作家には、前々から「むむむっ」と思わされる作品が多く見られ、惹かれること大でした。
そんな川瀬さんの、作陶50年を記念する個展が開催中ということを知って、一も二もなく駆け付けた次第。

やー、やっぱり当館の展示はよかです。よかたい。よかばい。意味もなく九州弁になっちゃうくらい、よかとです♪
そして、川瀬作品がまた素晴らしかとですもん。もう言うこたなかろうもん。
と言いつつ、もう少しだけ言わせてくださいm(__)m

現代を代表する陶芸家・川瀬忍(1950〜)が、10代の頃より作陶の道に入って半世紀を記念した展覧会です。
青磁作家として知られる氏ですが、本展では、新たな境地として、譲られた薬師寺東塔の基壇部の土(天平時代に突き固められた土です!)を使った焼締作品なども展示され、50年間の歩み、作陶の展開・変遷がわかる展示構成になってました。
また、祖父の代からの陶芸家一族、おじいさんやお父さんの代表作も展示。さらに、川瀬が影響を受けた古陶磁(中国宋代の青磁など)と、それを模写(コピー)した川瀬作品が並置して展示してあるなど、大変興味深い内容でした。

しかーし、こんなに素晴らしい内容なのに、わしが滞在してた1時間ちょっとの間、客はわし以外、誰もおらず。。いくら平日の昼間とはいえ、全く淋しい状態でした(;´Д`)
今年は、これまで70件ちょっとの展覧会に足を運んできてるわしですが、図録を購入したのは、『建築の日本展』に次いで本展が2展目。それくらい本当に素晴らしい展示だったんですがね。。まあ自分の趣味にどストライクだからというのもあるかも知れませんが。
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