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2020年04月04日18:11

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4月4日

手に入らないものをほしがる

 劣等感というまさにこのリアルな感情は、彼の小児的な敏感性によってさらに拍車がかけられる。そうなると彼の中に、この世の中で脚光を浴び、成功したいという、飽くなき、異常な渇望感が生まれる。今もって小児のままの彼は、月を手に入れたいと泣き叫ぶ。月は彼を無視しているようなのに。

LANGUAGE OF THE HEART p102

 飲んでいた頃は、まったく人目に付きたくないという思いと、自分が宇宙の中心だという自信との間で、いつも揺れ動いていたような気がする。この二つの間のつかみ所のないバランスを探し求めることが、私の回復の重要な部分となった。いつもほしいと泣き叫んでいた月は、ソブラエティを得てみれば、常に満月であるわけではなく、たくさんの満ち欠けの面がある。だが、それぞれの面の中に学ぶべきものが多くある。月が欠け暗闇を経験して初めて本当に学ぶということもたびたびあるが、私の回復のどの周期の部分であれ、陽光は強く光り輝き、私の未来は一層明るく照らし出される。

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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
AA日本ゼネラルサービスオフィス(JSO)発行

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4月4日

 AAに参加して気づいたことは周りにいる仲間が男女を問わず、私が通った道を取った人たちなのだということである。今、目の前にいるこの人たちは自分のことを考えるより、他の人をどのように助けられるかについて考えている。この人たちは現在までの私より、ずっと利己主義から解放されている。ミーティングに通う回数が重なるにつれて、またメンバーと親しくなるにつれて、私は自分のことを考えている時間が徐々に減って他の人のことを考えている自分になり始めている。また、自分の抱えているどうしようもない問題を、自分だけで解決しなくてもよいのだということがわかり始めている。自分だけの力より大きな力を受け入れている自分に気づく。

 今の自分は、自分より神に頼っているか?

黙想

 目の前にいる人に助けとなる自分でありたいと思うとき、私はその人についてよく知らなければならない。他の人の苦しんでいる問題や誘惑を理解するためにも、私自身に対してしなければならないことはすべてしなければならない。また、その人の背景や好みの傾向、反応のパターンや偏見を知ることが必要だ。しかしその人の弱さを知ったとき、その弱さに直接直面することは、私にとって賢い方法ではない。私自身の弱さ、過ち、誘惑を分かち合い、その人自身が自分の悔い改めに向かっていけるようにしたいものだ。

祈り

 あなたの力が他の人々の生命に流れ込むための、チャンネルとなることができますように。他の人を理解できる私にして下さい。

ホームカミング社 「一日二十四時間」より


※私の独り言※ 成功したい、世の中の人から賞賛を浴びたい、という欲求は誰しも持っているのではないかと思われます。だから、自分がそれを持っていてもちっとも異常ではない、と思っていました。人から褒められたい、他人によく思われたい、そう思うことのどこがまずいのか、私には分かりませんでした。ところが、そういう思いの一方で自分がその思いに駆り立てられて霊的に目指す方向と外れたことをしていたら、と気づいたのです。おそらくそれは自分の重荷となってくるもののはずです。そこまでして、よく思われたい、賞賛されたい、と思うのはやはりまずいでしょう。

棚卸しのやり方にもよりますが、自分がやってきたまずい点を数え上げる、という基本には変わりありません。そこの見極めは、平安の祈りの「この2つの違いを見分ける賢さ」に通じるものがあるでしょう。私もあとからやはりまずかった、と気づいたことがいくつもあります。おそらくそこはステップ6、7に通じるところなのだと思いますが。何も棚卸しの最中に気づいたことだけを欠点としてそれを取り除いてもらおうとするわけではないのです。あとで気づいた欠点をも取り除いてもらう気持ちになればいいのです。私は、その見分け方に自分の重荷になっているか、無理をかけてはいないか、その思いを果たそうとする上で自分の行動がゆがんでしまってはいないか、そこら辺を自問するようにしています。そうすることで、やはり気づいていくものは結構あるものです。



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山口、AA宇部グループ  Mike(マイク)

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