入院は棚上げ。<(_ _)>yamazonn少佐＠ご苦労様。<(_ _)>

１月９日

神の摂理の働き

　破滅に至る飲み方にとらわれ、そのために歪んだ心を抱え、このとらわれを取り除くことができるのは神の力だけだということを、グラスを片手に認めるのは、ひどく不愉快なことである。

12のステップと12の伝統　29ページ

　神の摂理（神の保護と導きの表れ）が私に働きかけられたのは、アルコホリズムによる完全な崩壊の時、つまり私の人生の意味を増すものが一切失われたときだった。私がアルコホーリクス・アノニマスに電話をかけたあの瞬間から、人生はまったく違うものになった。あの私にとって特別な瞬間を思い出してみると、霊的なことなど考えることも受け入れることもできなかったずっと以前から、神は既に私の人生の中で働いていたことが分かる。この神の摂理の働きがあったおかげで、私は酒を止め、飲まない生き方への旅立ちができた。

　神の保護と導きを受けながら、私の生き方も進歩を続けている。アルコールに対して無力であり、生きることがどうにもならなくなったことを認めたステップ１は、いのちを救い、新しいいのちを与えてくれるアルコホーリクス・アノニマスの中で、さらに多くの意味を持つようになった ─ 今日一日ずつ。

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「今日を新たに」　2004年5月31日　翻訳改訂版発行
ＡＡ日本ゼネラルサービスオフィス（ＪＳＯ）発行

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１月９日

　飲み続けていた頃、私たちのほとんどが真の信仰などというものを持っていなかった。神を信じていると言ったかもしれないが、そのように生活することはなかった。正直に心の底から神に助けを求めたこともなかったし、神の助けを本気になって受け止めようともしなかった。私たちにとって信仰とは、まるで無意味なもののように思われた。だが、ＡＡに参加するようになって、私たちは神を信頼し始めている。しかも、神を信頼することが、酒を止め続けているのに必要な力を、私たちに与えてくれているということに、気づき始めている。

　信仰には力があるのだということに、私は気づき始めているか？

黙想

　どんなことに出会っても信仰を持ち続けよう。困難の中でさえ待つことを実践しよう。生きる上での苦しみを恐れまい。なぜなら、神は、私が担える重荷を的確にご存じだから。自信を持って明日に向かおう。神は、私の限界を越えたもの、あるいは、私を破壊するようなものはどんなものでも、担うようにとはおっしゃっていないのだから。

祈り

　今日、この日をあなたのみ手の中に委ねることができますように。信仰を与えて下さい。ソブラエティを保つ決心が、弱さや誘惑に負けることのないように、お守り下さい。

ホームカミング社　「一日二十四時間」より


※私の独り言※　こういう偶然があるんですね、と言ったとき、グランド・スポンサーから「神の計画だねえ」と言われて戸惑ったことが何回もありました。自分には単に偶然としか思えなかったのです。何かが後知恵でうまく働いたと感じたとき、それを私は幸運だとしか思わなかったのに、やはり同じことを言われました。たまたま、とか、幸運にも、としか思えないようなことが自分の周りに起こるとき、そこに神の摂理が働いていると感じるかどうかが自分の力で何とかできると感じることとの決定的な違いではないでしょうか。

それは、私が無力だと感じることにも起こっていました。この人だったら、きっぱり酒なんか止められるだろう、そう信じていた人があっさり飲んでしまったとき、アルコールはアルコホーリクの力なんかはるかに超えていることを私にたたき込んでくれました。おそらく、そこには自分では気づけなかった神の摂理が働いていたのでしょう。たまたま、運が悪いことに、としか思えなかったことに神の摂理を見いだせるようになったとき、起こった現象は同じでもこちらの受け取り方は大きく変わったことに気づきました。私たちの中でも同じことが言えます。飲酒が止まったことは病院のおかげだ、と信じている仲間もいれば、神のおかげだ、と信じる仲間もいる、あなたは果たしてどちらなのでしょうか？



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山口、ＡＡ宇部グループ　　Mike（マイク）