１０月２５日
ＡＡメンバーの心臓の鼓動（こどう）
一体性がなかったら、ＡＡの鼓動は止まり･･････。
ビルはこう思う 125
一体性がなかったら、今日一日を基盤にＡＡの中で回復することはできなかったろう。自分のグループの中で、そして他のＡＡメンバーたちと、また、この偉大なフェローシップのあらゆるレベルにおいて、一体性を実践していくことで、神が行った奇跡の一部が私なのだという、明白な感じがつかめる。ビル・Ｗとドクター・ボブが共に活動し、他のメンバーたちに引き継いだその力から、人に与えることは自分が守られることだと教えられる。一体性とは一つになることである。そしてこの共同体は私たちすべてのメンバーのためにある。
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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
ＡＡ日本ゼネラルサービスオフィス（ＪＳＯ）発行
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１０月２５日
５番目に挙げられることは、私が今日一日の生き方を学んだということだ。私はついにこの偉大な事実、私にあるのは今だけなのだ、ということに気づいたのだ。この真理はすべての空しい後悔を私から取り除き、未来への思いを恐怖から解放した。現在が私のものである。この貴重な現在をどのように生きるか私が決めるのだ。明るいものとして生きるか、暗いものとして生きるか、その選択は私が握っているのだ。この瞬間を私がどう使うかが私の人生を作り上げていく。私の人生すべては現在のつながりに過ぎない。神の恵みによって私に与えられた現在を有意義に使いたい。この一瞬をどのように使うかによって私は成長に導かれるか、崩壊に導かれるかが決まる。
私は今を生きているか？
黙想
私たちは自分の自己中心性と利己的な欲望から解放されるように努力しなければならない。このことは、完全に成し遂げられることはあり得ない。私たちは完璧に非自己中心になることはできない。だが私たちは自分が宇宙の中心ではなく、だからすべてが私を中心に回っているのではないということを受け入れることはできる。人類という巨大なネットワークの、私はほんの一部に過ぎない。私は少なくとも自己中心の自我を乗り越える努力はできるし、日々この自我に打ち克つ自分を強めていくことができる。“自分に克つ者は国を征服する者よりも偉大である。”
祈り
自己中心性に打ち克つ姿勢を保ち続けることができますように。この世の中で私の存在に対する正しい見通しを持たせて下さい。
ホームカミング社 「一日二十四時間」より
※私の独り言※ ＡＡの初期のメンバーたち、ビルやボブから伝えられてきた大切なことが3つあります。それらは、回復、一体性、そしてサービスです。それらは遺産と呼ばれていて、ずっとこの年月変わらずに伝えられてきています。その一つの一体性こそ、この共同体をＡＡたらしめているものだと言えると思っています。一体性とは、あれこれ言えるでしょうが、ＡＡを一つの変わらずにいる共同体として特徴付けているものでしょう。ＡＡは一つ、いくつものＡＡの分派があるわけではなく、ＡＡとしてこれだけは守らなければならないものでしょう。
今まで、これほど大勢のメンバーがいて、それで一体性が守られてきているのですから、やはりそれはアルコホーリクス・アノニマスという共同体をＡＡたらしめているものだと言えるものでしょう。分かりやすいものは、ミーティングのたびに読まれている序文にシンプルにまとめられています。それが、ここに書かれているものがＡＡなのだ、と毎度主張しているものです。少々のことではこの一体性が損なわれることはないと信じていますが、やはりＡＡメンバーそれぞれが意識して守っていくものなのでしょう。
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山口、ＡＡ宇部グループ Mike（マイク）
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