7月23日
神に決めてほしいと祈った
あなたと、そして仲間たちの役に立ちたいと願う私にとって、行く手の邪魔になる性格の欠点をどうか取り除いてください。
アルコホーリクス・アノニマス 109ページ
自分の無力を認め、意志といのちを自分で理解する神の配慮に委ねる決心をしても、どの短所をなくしたらよいのか、どの短所から順番になくしたいのか、どういう時間枠でなくしたらよいのか、決心がつかない。神や他の人たちの役に立つことを阻む欠点はどれなのかが決められるよう、私は神に祈る。そしてそれらを取り除いてくださいと謙虚に神に求めている。
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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
AA日本ゼネラルサービスオフィス(JSO)発行
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7月23日
忘れてはならないことはAAのメンバー全員が“土の足”であるということである。私たちはメンバーの誰をも、完全なるAA人として崇めてはならない。このような形で、ある人を扱うことは公正ではないし、もしその人が賢い人ならば、そのように扱われることを望まないであろう。理想的なAA人として特別視したその人がもし失敗すれば、私たちもまた失敗の危険に陥る。例外はなく私たちは全員、たった一杯から酔いどれに戻ってしまう。AAにどんなに長く籍を置いていたかは保証にならない。完全なる安全は誰にも保証されていない。私たちの理想はどの個人でもなくアルコホーリクス・アノニマスそれ自体である。
私はグループの特別な個人ではなく、AAの原理に信頼を置いているか?
黙想
神に信頼を置くことによって与えられる内なる平和は、すべての人に伝わる。この平和は、誰も奪うことはできない。誰一人として、内なる平和を乱す力を持っていない。人の世の心配と破壊にとらわれないように注意しなければならない。恐れと落胆に入口を与えてはならない。内なる平和を妨げるものはいかなるものも近寄ることを許さず今日一日を生きよう。
祈り
私の平和を乱すものに心を譲ることがないように守って下さい。今日一日の私の深い内なる静けさを保たせて下さい。
ホームカミング社 「一日二十四時間」より
※私の独り言※ 前のステップに戻るかもしれませんが、あくまでも性格の欠点は自分で決めるものだ、と思い込んでいる仲間がいます。私もそういう時期がある程度続きましたが、今日のところに「行く手の邪魔になる性格の欠点」という言葉があることに気づいたとき、それは自ずと解消しました。この「行く手の邪魔になる」のは私の行こうとしている方向ではないのです。神が私にそうして欲しいと願っている方向なのです。そう思って自分の通り道を眺めてみると、性格上の欠点というものがまったく違ったものとして見えてきます。
おそらく、AAのプログラムをやってきて、私にとって最も時間と共に変わってきたのがステップ6や7でしょう。最初の姿とはまったく異なったものとなっているように見えます。それは、おそらく私なりに捉えた神の姿が少しずつ、でも容赦なく大きな変化を遂げてきたからではないでしょうか。そう、最初はひそかに、ピンチの時だけお願いするピンチ・ヒッターか救援投手のように思っていました。それがいつも私の横にいて、何かを言いたそうにしている存在、というように変わってきました。そういう存在にはあまり隠し事やごまかしは通用しないものです。決して私に命令することはありませんが、何か言いたそうなことがあるな、と思うだけで私が何をするかはどうしても影響を受けるのです。
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山口、AA宇部グループ Mike(マイク)
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