「ブラックシープ」

新作ではなくて、な、何と、13年も前につくられた、ニュージーランドのホラー映画である。これまで、日本未公開で、ようやく公開されたが、日本未公開作品のみを集めた「未体験ゾーンの映画たち2020」枠での特別公開なので、要は、やっぱり、引き続き、日本未公開・・というわけ。
遺伝子操作によって、凶暴化し、血に飢えた捕食動物と化した羊たちが、群れをなして、人間に襲いかかるという映画である。その上、羊に噛まれた人間も、羊化してしまうのだから、恐ろしい(笑)。お前は、ゾンビか、吸血鬼か。
ちなみに、ブラックシープというタイトルではあるが、羊は凶暴化しても、依然、白い羊のままで、黒い羊ではない・・なんて、ねッ。
チープなSFXてんこ盛りで、それなりに頑張っているが、それにしては、ストーリィが、輪にかけて、超チープで、いただけない。最後には解毒薬とかが、突然、登場しちゃって、その注射をうつと、凶暴化した羊は、おとなしい元の羊に、また、羊化した人間も、元の人間に戻り、それはめでたい。そんなんあるなら、最初から使えよ。
途中で、少し、寝ました。ゴメン。