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2020年01月22日00:16

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「ペットセメタリー」

原題はもちろん、「ペットセマタリー(PET SEMATARY)」である。スティーヴン・キングの同作は、すでに映画化されているので、本作はリメイクなのだが、交通事故で亡くなったのを息子から娘に変更したのと、ラストシーンを大きく変更した以外は、ストーリィ的にはほぼ一緒。
家族と共に、田舎に引っ越したルイス医師は、飼い猫が事故で死ぬと、娘のエリーが悲しむだろうと、そのことを伝えず、先住民の墓地跡につくられたという、森の中のペットセメタリーに、密かに、埋めてしまう。ところが、猫は甦って、家族のもとに、戻って来る。ペットセメタリーの秘密を知ってしまったルイスは、交通事故で娘が死ぬと、悲しみのあまり、娘を密かに、ペットセメタリーに埋葬してしまう。娘は彼のもとに戻って来たが、それは昔のままの娘ではなかった・・という物語。
愛する者を失った悲哀故の行為が、さらに恐ろしい事態へと発展していくという、原作の真の恐ろしさは、ラストシーンの改編によって、むしろ、少し薄まってしまったように感じるのは、私だけ???原作者であるキングは、これをよしとするのだろうか???

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