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2019年08月25日22:36

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猪狩ともかさんのこと、娘と自分のこと

何とか、めまいは去り、先程、娘と、夕食のカレーを食べました。あとは、梨にお茶。
それから、午後2時から、フジテレビで、ドキュメンタリー番組「ある日 娘は障がい者になった〜車椅子のアイドルと家族の1年〜」を観ました。私も心で応援している、仮面女子の猪狩ともかさんと、そのご家族の、この1年を追った、とても優れたドキュメンタリーでした。ともかさんご自身、そして、家族の頑張りはもちろん、きれい事だけではない、障がい者となってからの日々の暮らしの実態も、キチンと、描かれていました。前向きで輝き続けているともかさんも、時には、心が折れそうになる時もある。しかし、彼女は、周囲の支えもあって、いつも、顔を上げ、前を向き続ける。彼女をずっと、応援し続けていきたいです。
障がい者の生きる環境というのは、本当に、大変です。娘も足を悪くしてから、長距離を歩くことが出来ず、都心では、随時、休憩出来る場所は意外に少なく、また、特に、上り下りのある場所などは、結構、バリアフリーになっていないところが多いのが実態で、回避出来ずに、悔し涙を見せる時もあります。それに、障がいを持つ人への、心なき差別も・・。
私も、膝も、腰も悪く、階段の上り下りなどは、かなりきつくて、どうしても、人よりペースが遅れます。で、通勤時間はなるべく避けますが、その時間にどうしても家を出なければならない時もあって、そうした時、駅の階段で、後ろから来た人に突き飛ばされたこともあります。急いでいるのに、私がのろのろと降りていたので、きっと、イラっとしたのでしょう。その背中に、危ないですよと、一言、声をかけると、ふり向いて、舌打ちされました。私は障がい者ではありませんが、こうしたちょっとした行為も、きっと、障がい者の心を、ダイレクトに、傷つけます。
私は通常の席が空いていない時に限って、シルバーシートに座ることも、あります。私は68歳なので、一応、高齢者ですが、外見が、それほど年取って見えないこともあってか、時々、冷たい視線を感じることもあります。ましてや、娘は杖をついているにも関わらず、若いので、何で、座っているのよと、露骨に声を出して、いわれることもあるといいます。
バリアフリーの環境が、今度、さらに整ったにしても、人の優しい気持ちがないと、障がいを持つ人の日々の暮らしは、改善されません。
猪狩さんは、ご自身のブログで、障がい者用トイレに、背もたれがついていないことが多いと、以前、書かれていました。それがないと、身体を安定することが難しいのだと・・。私は障がい者ではありませんが、故あって、障がい者用のトイレを、時々、使います(詳しくは説明しませんが、私は小便の時にも、必ず、個室を使う必要があるのです)。確かに、背もたれのついていないトイレは、結構、多いです。
障がいのある人も、ない人も、共に、気持ちよく暮らせる社会であって欲しいと、最後に、心から、そう思います。猪狩さん、どうか頑張って!!!





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