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2016年01月06日10:25

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「ミレニアム4」中間報告

ダヴィド・ラーゲルクランツ版の「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」(早川書房、上・下2巻)を、一昨日から、読み始める。まだ、読み始めたばかりながら、スティーグ・ラーソンが書いた、既刊のミレニアム3部作と比べても、登場人物の行動やストーリィ展開等に、あまり、違和感はない。事実、先行発売された欧州や米国でも、おおむね好評で、ベストセラーにもなり、早くもハリウッドでの映画化が決定したという。発売元より、引き続き、ダヴィド・ラーゲルクランツによるシリーズ第5作、第6作の刊行も、発表されたとのことで、まずは何より・・である。
シャーロック・ホームズにしろ、007ジェームズ・ボンドにせよ、作者の死後、別の作家によって書き継がれている人気シリーズは数多く、あるいは、北欧ミステリィの中興の祖「ミレニアム」シリーズもまた、そうしたものになっていくのかも???
でも、私が気になるのは、実は、亡きスティーグ・ラーソンが、すでに執筆中で、死後、彼のパソコンの中に、「200頁ほど」、未推敲ながら、書きかけの原稿が残されていたという、幻の「ミレニアム4」のこと。ダヴィド・ラーゲルクランツによる「ミレニアム4」は、その続きを彼が書き継いで、完成させたものではなく、まったくの新作とのことで、スティーグ・ラーソンの遺稿は、いかなる理由によるものか、完全にお蔵入りになってしまったようだ。それは発売元のみならず、遺族の意向でもあるというので、もちろん、叶わぬ夢なのでせうが、没になったそっちも、是非、読んでみたいと、強く、私は思う。
ということで、睡眠不足で、ボーッとした頭を少し、スッキリさせなくっちゃ・・。

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