本3冊

昨日、所用があって、新宿と東京駅へ。ついでに、新宿では紀伊国屋に、東京駅では丸善に寄って、合わせて、以下の3冊を購入。
中村浩「ぶらりあるきカンボジアの博物館」(芙蓉書房出版、2000円＋税)
博物館といっても、それこそが求められている、プノンペンやシェムリアプの国立博物館等の詳細なガイド・・ではなくて、遺跡の紹介が主。ちょっとガッカリするが、まぁ、(メソアメリカや)アンコール遺跡関連の本は、その内容の如何に関わらず、とりあえず、見つけたら、すべて購入することにしているので、購入。
石橋弘之「カンボジア山村の救荒食　ヤムイモから見た食の自給の歴史と現在」(風響社、800円＋税)
こういう研究をしている人もいるんだということを、知って、とりあえず、購入。手軽なブックレットなので、読むと思う(多分)。
フイ・ドゥック/中野亜里訳「ベトナム:勝利の裏側」(めこん、5000円＋税)
勝利した側から語られてきたベトナムの現代史を、ベトナム人ジャーナリストが検証した上・下2巻の本の上巻で、528頁もの分厚さ。現在、ホーチミン在住の著者は、同書の出版をベトナム国内では拒否され、インターネットにて公開したのだとか・・。中野さんによれば、引き続き、下巻も翻訳する予定というが、上巻の翻訳に3年かかったそうで、下巻が出るのはだいぶ先のことになりそうだ。
東京駅では、デビッド・リンチの絵(リトグラフ)が、また観たくなって、東京ステーションギャラリーを再訪したが、この話はまた今度。何せ、もう、真夜中なので・・ねッ。