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2020年03月25日17:19

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のんちゃんも復活! HIHOがあった♪ HIHOがあった♪

■1月休刊の『映画秘宝』、4・21復刊決定 “復活動画”にのんが出演「立ち上がりが早い!!」
(2020年03月25日 12:00 ORICON NEWS)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6021500

>「暗い報道ばかりの世の中に、ささやかな明るいニュースを提供したい。その一心で僕たちは立ち上がりました。『映画秘宝』は娯楽とフィクションの力こそが人の魂を救うと信じます」

 岩田和明編集長のこの言葉に涙ぐんだ映画ファンは少なくないと思う。
 新型コロナウィルスの影響で、演劇、音楽、美術他、各種イベントが自粛の嵐に飲み込まれている中、映画もまた例外ではなく、特にファミリー向けの映画の公開がどんどん先送りされまくっている。感染回避のためってのを口実に掲げちゃいるが、興行側の本音は、世界的に映画館も閉鎖されている時期にあえて公開する愚を避けたってところだろう。
 日本は幸いまだ映画館の封鎖にまでは至っていないが、来館者は目に見えて減ってきている。興収の推移を見てみれば一目瞭然で、通常、その週末の興収一位の映画は2億から3億稼ぐのがデフォルトだが、ここのところの一位作品『FUKUSHIMA 50』や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は1億円強しか稼げていない。必ずしも作品に力がないせいだとは言えないので(私はどっちもイマイチだったが)、映画館自体が避けられているのである。

 各映画館には、その配給会社や地域の協同組合が発行している無料の情報パンフレットが置いてあるところが多いと思うが、そこで紹介されている映画も、軒並み公開延期になってしまっていて、全然タイムリーではなくなっている。
 行きつけのユナイト発行の『シネコンウォーカー』の今月号は、表紙がダニエル・クレイグの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、本当なら今頃は公開されていたはずなのに、11月20日まで延期である。肝心の公開中にはもう特集を組むわけにはいかないので、逆に宣伝にならないんじゃないかという気もするのだがどうなのだろうか。

 何度か日記にも書いてきたことだが、こういう「延期」や「お蔵入り」映画が話題になるたびに思い出すのが映画『ファンボーイズ』である。難病で余命幾ばくもない友人に『スター・ウォーズ』の最新作(「ファントム・メナス」)を見せたいと、友人たちがこぞってルーカス・スタジオに潜入して、公開前の映画を奪取しようする話。
 人命第一とか今は不謹慎とか、いろいろ理由を付けて延期や中止に追い込まれる作品も多いけどさ、それが原因で「間に合わなくなる命」だっとあるんだってことに、みんな意識が行かないよね。なぜみんな、公開初日に映画館に長蛇の列を作るのか、あとでTVでも流れるしレンタルも配信もあるだろうって言う人もいるけどさ、そんなもんじゃないってことは映画ファンなら分かるよね?

 大なり小なり、映画(に限らず全ての芸術)は、「時代と寝ている」んだよ。その時代のその瞬間にしか分からない感覚が、その作品を成立させる重要な要素になっている。
 もちろん、映画は普遍性を持つからこそ「名作」と謳われる。昔の映画を今見ても面白いと感じることはよくあることだ。けれども、当時その映画をリアルタイムで見ていた人間が抱く感動、それが、その時代の文化が観客の内面に染みついているからこそ味わえるものであることも、間違いのない真実なのだ。

 映画情報誌・評論誌になぜ存在意義があるのかという理由もそこにある。
 「今」だから、この映画の情報を伝える必要がある。それは単にあらすじやスタッフ、キャストを紹介するだけに留まらない。なぜこの映画が「今」作られなければならないのか、それを分析し解き明かすこと、それが映画誌の使命なのだ。
 そしてその映画が普遍性を獲得し、たとえはるか過去の作品となろうとも、「今」に伝える意義があることを証明すること――すなわち、「解説と伝導」の二つの目的が――使命が、映画誌には課せられているのである。
 その使命を唯一果たしていたのが、「映画秘宝」という雑誌だったのだ。

 こうして復刊が決まってみれば、すっかりアレな出版社になってしまっていた宝島社との縁が切れたことはかえって喜ぶべきことだったと言っていいと思う。新しい出版元である双葉社がアレな方向に捻じ曲がることはまずあるまい。何たって双葉社は、あの『クレヨンしんちゃん』の出版社なんだから。
 そう言えば、歴代の「映画秘宝ベスト」で、邦画で唯一ベストワンを取ったのは、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』だった。これも縁というものなのであろう。

 気になるのは、旧連載陣がどれくらい復活して新創刊映画秘宝に参加してくれるかと言うことなのだが、それは実際に雑誌を手に取ってみなければ分からない。
 CMを見る限りでは、のんちゃん(とにかくかわいい)の復活は確実のようだ。もはやしょこたんを抜いて映画秘宝のアイコンと言ってもいいくらいだからなあ。『この世界の片隅に』のコスプレ号なんて超売れまくったそうだし、新創刊号の表紙かグラビアも飾ってくれるんじゃないかと期待している。新作主演映画『星屑の街』も全国ロードショー中!(福岡は4月3日からユナイテッドシネマキャナルシティ13にて)
 あとみうらじゅんのいない「映画秘宝」などは、あり得ない。再びみうら氏の「そこがいいんじゃない?」ポイントが聞けることを楽しみにしているのである。



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