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2020年02月29日10:18

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過剰にメディアが報道

 今朝散歩していたらドラッグストアに列を作る人を見ました。開店が9時なのに朝7時にこんな状態です。
 こんなふうにかんたんに流される人を見るとゾッとします。大本営やマスコミの鬼畜米英スローガンに呼応して集団ヒステリー状態になったかつての日本国民が透けて見えるようです。テレビはどのチャンネルの毎日同じ論調で,異論を出しにくい雰囲気を感じます。かんたんに同じ方を向いてしまい,異を唱える人を非国民扱いにして排除するというメカニズムが根強く生きているとしか思えません。

 そういう中で見つけた<異論>です。
 今週の『週刊文春3月5日号』阿川佐和子さんの対談,そこでの福岡伸一さんの発言にはうなずける点がいくつかありました。こういう人を<非国民>にしてはならないと思います。

<以下引用>
 ウィルスは,むかしからありとあらゆるところにいっぱいいます。この部屋にも新型かどうかは別にしてコロナウィルスはいるし,インフルエンザウィルスもいるでしょう。

 花粉がドッジボールくらいの大きさだとすると,ウィルスはゴマより小さいくらいでしょうね。だから,花粉を防御するマスクでは,ゴマ粒はかんたんに通過してしまいます。

 感染症が存在しないといったのはどうしてかというと,仮に新型コロナウィルスが私たちの体に侵入してきたとしても,病気になる人もいればならない人もいる。さらに言えば,罹ったこと,治ったこともわからない人がたくさんいる。当然彼らは人にうつしているかもしれない。

 強力なウィルスはあっという間に人を殺しちゃうので,広がりにくいんです。

 収束とはこの病気が日常化するということですね。いまのインフルエンザのような存在になるというか。

 まあ,わたしがこの新型コロナウィルスについて予言できるとすれば,数年後はインフルエンザのような日常的な病気になるということでしょうね。(中略)秋になったら,インフルとコロナの予防注射を売っておきましょうというようになる。

 そういう疑心暗鬼を生み出すほど,過剰にメデイアが報道している側面はあると思います。誰もが罹る可能性があるし,誰もが保菌者になる可能性もある。できるだけ自分の免疫システムを信じるのがいいですよ。

 免疫システムの大敵はストレスなので……。

 忘れることですね。万物は動的平衡なので,良いことも悪いことも,ウィルスも病気も命さえもいずれは流れ流れていきます。
(阿川)苦にするなって話?
 その通り。

 我々の消化管のなかには,善玉菌もいれば,悪玉菌というのもいる。この悪玉菌が完全に悪と思うのは間違いで,悪玉がいないと免疫システムがサボっっちゃうわけ。
(阿川)悪玉菌も大事だということですね。それで思い出したのは,いま除菌ブームじゃないですか。スプレーでシュッシュしたり……。
 我々の体の内外にはありとあらゆる雑菌やウィルスが棲み着いているわけだけれど,それは外敵でも寄生体でもなく,共生者といえるものです。つまり長い進化の過程で折り合いがついた,平衡関係にあるものが雑菌やウィルスとしてヒトの体を出入りしているこれを一方的に排除すると,一見きれいになるように見えるけど,未知の悪者が来ちゃう可能性があります。
(阿川)要するに馴染んだ雑菌とは別の雑菌が空き部屋に入ってくる?
 そうそう。他にも,あまりに除菌すぎると,体を守ってくれていた味方の菌まで除いてしまうので,本当に体のためになっているかというと疑問ですね。
<以上引用>

■ついに全学校が臨時休校へ イベントも続々中止でコロナショック拡大
(AERA dot. - 02月27日 20:55)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5989229
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