運動会で徒競走の順位を判定するのは,ギリギリ先生の仕事としてもいいかもしれません。しかし,判定疑惑を電子機器を使って判断するとなると,これはもう先生の仕事ではありません。
「先生,そんなことまでやらなくていいよ。それより,楽しめる運度会になるようにいろいろ考えてね」
そんなふうに言ってあげたくなります。
「そんな難しい運動会なら,もう止めだ」
先生の本音が聞こえてきそうです。
アバウトだから楽しめることというのはたくさんあると思います。とくに子どもの遊びはほとんどがそうです。休み時間のドッジボールは子どもたちが足で線を描いてコートを作ります。アバウトです。敵味方の陣地の広さが明らかに違っています。線を踏み越えてボールを投げることもしばしばです。そんなときに反則の笛を鳴らす人もいません。それでも子どもたちは楽しそうにドッジボールを続けます。
いや,アバウトだから楽しいのかもしれません。楽しく遊んでいるときにピッ,ピッと笛を鳴らさらたらたまりません。
たぶん,先生も子どももアバウトのほうが楽しくて幸せです。そうでないのは・・・? そう思えない人もいるのでしょう。でも,そんな人はごく少数の「変わった人」だと思いますけどね。
“運動会の徒競走でビデオ判定”現状に反響続々
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=5902392
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