茶臼山が染まり始めました。

　標高1,200mの駐車場には気温10℃の電光掲示がありました。下界より数歩も早く樹々が染まっていました。バイクグローブは冬用を用意しなければなりません。

　茶臼山の紅葉はほとんど自然のままです。人工的にまとめてカエデが植えてあるわけではありません。まとまった美しさはないかもしれませんが，自然な絨毯模様の景色が味わえます。今日は天気がよかったので青空を背景に紅葉がよく映えました。
　今日の茶臼山は満員御礼状態でした。駐車場は満杯，入り口で列を作っていました。
「上の駐車場がいっぱいなんて，初めて見た。下がいっぱいだったのはあるけど」
　近くのライダーが仲間と話している声が聞こえてきました。同感です。愛知県で最初に紅葉する場所として，この時期茶臼山はちょっとした人気スポットのようです。ファーストフードの出店も長い列ができていました。
　東の山麓からは南アルプスが眺望できます。雪をかぶった姿はまだ見られませんでした。白い雲が写真で見たらより迫力ある景色になっていました。ススキがなびいているのもこの季節ならではです。
　下山は長野県根羽村方面にしました。153号線で豊田市，155号線で刈谷市と乗り継いで帰宅しました。

　ススキの写真をきれいに撮るのが難しい。今日の下山ルート，根羽村方面は沿道にススキが群生しています。以前も挑戦したのですが，今日もやっぱりうまく撮れませんでした。ススキは逆光で光を受けると銀色に発光します。この角度が難しい。太陽とススキと道路と・・・，ちょうどいい位置に立てることがほとんどありません。なんとか満足できる位置を確保したときも，やっぱり画面に余分なものが入ってしまいます。