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2019年08月18日20:40

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トーチトワリング・・・毎年やっていました。

 キャンプといったら付き物でした。子ども達にとっては大きな楽しみであり,ひとつの目標でもありました。やりたいという希望者が多いのでオーディションして選んでいました。

 またひとつ無くなっちゃったな,というのが正直な感想です。子どもは教室以外で多くのことを学びます。時には理不尽なことや危険なこともあります。多様なエクササイズを経験しながら失敗したり,怪我をしたりしながら学ぶことも多かったように思います。
 プールから飛び込み台がなくなり,棒倒し,騎馬戦,組体操がなくなり,カエルの解剖も無くなりました。熱中症予防と言って休み時間に外で遊ぶことも禁止になることがあります。さまざまな意味での”危険”から子どもは遠ざけられ,教室という”安全地帯”に押し込められつつあります。子どもが学ばなければならない貴重な体験を奪っているとしか思えません。
 それにしてもキャンプファイヤーのトーチトワリングは全国区だと思っていましが,違っていようです。わたしの勤務校は名古屋市ではありませんが,その周辺の尾張地区です。近隣の小中学校ではほとんど当たり前のように毎年実施していたと思います。それがこの地域限定だったなんて思いもしませんでした。

 実はわたしもひやっとした経験があります。練習中に女の子が髪の毛を少し焦がしてしまいました。その時はその子はショックを受けてしまい,そのケアは大変でした。しかし,数日後彼女は立ち直り,本番では見事な演技をしました。
 大げさに言えばどんな活動も危険を伴います。だから止めるというのは短絡思考であり,そこからは何も生み出せません。危険を手なずけるノウハウも必要だと思います。
 何はともあれ,漆黒の星空の下,演舞するトーチの輪は見ている人ですら感動します。ましてや演技している子はいうまでもありません。


■たいまつ回すトーチ、名古屋市の小中学校禁止 事故続き
(朝日新聞デジタル - 08月17日 21:27)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5751756
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