■阪神大震災24年、追悼の祈り 「つなぐ」竹灯籠に灯火
(朝日新聞デジタル - 01月17日 06:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5459508
24年前わたしが勤めていた中学校に一人の女の子が転校してきました。地震で住む家を失い、親戚(母親の姉?)を頼ってこちらに移住してきた子です。中学校の3年生でした。
その子が言っていました。
「何もできなかった。真っ暗で何も見えない。上も下も、右も左もまったく分からなかった。運がよかっただけ」
この言葉が強く印象に残っています。自然の力に対しては人間のすることなんてほとんど無意味かも知れません。わたしが実際に体験したわけではありませんが、実感に近いような強いメッセージでした。
あのとき中三だった彼女はもう立派な大人になっているでしょう。中学校卒業までは見送ることができましたが、それ以降はまったくわかりません。24年もたっているという時間には感慨深いものがあります。
ログインしてコメントを確認・投稿する