今のテレビドラマはインチキです。犯人を追う刑事が一瞬でメットを被りグローブを付けています。現実にオートバイで追跡しようとしたら装着物が多くてなかなか発進できません。少なくともヘルメットを被っていたら犯人は悠々と逃げてしまいます。月光仮面はヘルメットに縛られることはありません。オートバイで悪に対抗できるのは月光仮面の時代でないと無理なのかもしれませんです。
クルマの場合も不自然なところがあります。一瞬を争う追跡なのに刑事さんは必ずシートベルトをしています。「お前は犯人追跡よりシートベルトの方が大事なのか」とツッコミを入れたくなります。
かっこいい男はみんなタバコを吸っていました。映画界だけでなく，知識人もみんな吸っていました。それが大人の証でした。三島由紀夫も司馬遼太郎も石原裕次郎も，みんなタバコを吸っているかっこいい姿を週刊誌で披露しています。
ヘルメットにもシートベルトにも，そしてタバコにも酒にも比較的寛大な世の中が遠くはない昔にはありました。
それは果たして野蛮で不正な時代だったのでしょうか。それとも現在が窮屈で不寛容な時代なのでしょうか。わたしに公正な判断ができるはずもありませんが，だんだん窮屈な世の中になっているような気もします。
■今の若者には理解できないひと昔前のタバコ事情 「職員室が煙でモウモウ」「親のタバコ買いに行くのは子どもの仕事」
(キャリコネ - 03月18日 17:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4484394
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