ゴミの直接搬入

　クリーンセンター（ゴミ処理場）に直接ゴミをもっていきました。軽トラックにいろんなものをぶち込んで搬入しました。可燃物もプラゴミも不燃物もいっしょくたです。
「こんなにごちゃ混ぜに積んでいって，大丈夫かなあ」
「資源ゴミはダメ，と書いてあったよ」
「ウィスキーのビンは資源ゴミでしょう」
「まあ，いいか。ダメなものはまた積んで帰ればいいよ」
　妻とそんな会話をしながら，まったく仕分けせずにいいかげんに積み込みました。だから，いささか不安が･･･。叱られるかもしれないと内心ひやひやしながら向かいました。

　ところが，心配まったく無用，でした。

　クリーンセンターの人はとっても親切，そしてすっごく寛容でした。
　搬出作業はすべてやってくれました。はじめに不燃物の処理場に行きました。心配したビンも何の躊躇もなく受け取ってくれました。
　そのあと行った可燃物処理場でも作業員の人がすべてやってくれました。しかも作業が豪快，分別なんてまったくこの人たちの意識にはありませんでした。紙・布類もプラスチックも生木もいっしょくたに投入口にどっさどっさ，小さな不燃物も混じっていたかもしれません。さすがに大きな鉄板は横に除けられましたが，
「あとで，不燃物の方にもっていきますから，そこに置いておいて下さい」
と，あくまでも親切です。
　すべて下ろして，出口で最終軽量と精算をします。1,200円でした。料金体系は単純です。10kgで100円，可燃も，プラモ，不燃も区別は一切ありません。

　ここに行くと，ゴミの分別収集とか資源のリサイクルとかいった活動に大きな疑問を感じます。一所懸命にやっている人には申しわけありませんが，ほとんど何の役にも立っていないと思います。