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2015年12月11日21:58

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異常であるか異常でないかは別として

■「同性愛は異常」やじ岐阜県議、委員長などの辞任申し出
(朝日新聞デジタル - 12月11日 14:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3755218

 言論をパッシングすることがあたりまえのようになったことのほうに恐さを感じます。

 異常だと思っている人もいるし,異常ではないと思っている人もいるでしょう。また,同性愛者の権利を拡大したいと思っている人もいるし,逆に制限したいと思っている人もいるはずです。いろんな人がいるからいろんな意見があるのはあたりまえです。それが民主主義の気歩ではなかったのではないでしょうか。
 いろんな意見があっていいと思っています。だから,どちらの意見もオモテに出てくることが大切だと思います。言い意見も悪い意見も,為政者にとって都合のいい意見も悪い意見も,どちらも出てくるのが健全な民主主義でしょう。
 北の,ある国ではそうはいかないと思います。その国では将軍様は異常だと言ったら即座に打ち首です。将軍様の悪口だって言えるのが真の民主主義だと思うのですが,違いますか? 

 だいたい,謝罪を要求する人たちは何を求めているんでしょうか。口からでた言葉は消すことができないし,思いはなおさら変えることはできません。自分の思いと違うからといって有無を言わさずに謝罪や撤回を要求することは暴力と変わりありません。
 戦前の社会が,戦争に反対する人たちを非国民にしてしまった眼差しと同じ趣を感じます。本当は戦争に反対なのにそうは言えない人たちがたくさんいたことを想像する力を持たないといけないと思います。
 
 わたしは,「同性愛は異常」とやじった議員をパッシングする風潮に反対します。少なくとも,こんなパッシングを続けていていいことは何にもないと思います。

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