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2015年12月06日19:40

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パンジーは『パンセ』だったのか。

 先週,小学校で園芸委員会の発表がありました。そこではじめて知りました。
 パンジーという花の名前は,「パンセ」から来ているそうです。フランス語で「考える。もの思う」という意味です。哲学者パスカルの本で『パンセ』がすぐ思い浮かびます。「人間は考える葦である」というやつですね。
 パンジーがパンセなんていままでぜんぜん結びついていませんでした。子どもたちの発表では、「パンジーの花の姿がもの思う人の姿に似ている」と説明していました。
 でも,名前の由来は姿形だけではないようです。

 ネットで調べてみました。シェイクスピアの作品『真夏の夜の夢』,『ハムレット』にも恋に関係する花として登場しているようです。

<以下引用 ハーブについて
 パンジーは恋の媚薬としても活用されてきました。この花は、シェイクスピア原作の有名な「真夏の夜の夢」に出てきます。この物語の中に、眠っている間に花の汁をまぶたに塗ると、目覚めた時に一番初めに見た人に恋をしてしまうという一説があります。この花こそパンジーなのです。また、シェイクスピアは「ハムレット」の中でも、オフィーリアとその兄の会話の中にパンジーを「もの思う花」として登場させています。
<以上引用>

 それにしても,いくつになっても教えられることには尽きません。しかも今回は小さな子どもたちに教えてもらいました。
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