すれなめ＠馬鹿棒

　一昨日は随分と馬鹿な日記を書いた。
　先づ馬鹿紙と書いたが、現場に置いておきたいのに紙では雨で駄目になる。ならば馬鹿シートではどうか？適当な材料が見当たらない。結局、割り箸を使った馬鹿棒にする。昨日作成。作り方は簡単。割り箸にマジックで印をつけるだけだ。

　一昨日の日記で黒住さんに会いに行きたくなったのは、その長さを訊きたかった訳だが前述の通りグループが同じとは限らない。現物合わせでやるしかない。そして不適当なら変えれば良いのだ。S・M・L均等になるのが望ましい。早くも変更の必要性を感じている。全てMサイズになりそうだ。まあ暫く様子を見よう。

　あいつらがカールしていたら馬鹿棒をくるっと回して計測すれば良い。本当に馬っ鹿だなあ。多少誤差が出ても許容範囲だろう。データ改ざんとかして、ありまぁ〜すとか言わなければ大丈夫。そもそも研究対象はナメクジでそんなに重要じゃない。

　一昨日昨日も夜間に観測され、結構大きなMサイズも居た。一昨日、立てたくなった仮説は「小さい個体しか冬眠しない」だったが早くも否定される。ベルクマンの法則を持ち出そうとして今ググったらナメクジは変温動物だから適用されない。むしろ変温動物には逆ベルクマンの法則があるくらいだ。はて？

　定説となっている「ナメクジは冬眠する」は少なくとも関東地方では否定できると思う。夜に観測された個体数は昼間のそれより少ないことが多い。冬眠する個体もいればしない個体もいる。冬眠した個体もしない日がある。つまりこれは「ホモ・サピエンスは冬の休日は家で過ごす」と言うに等しい。カウチポテトなナメクジもいればツーリングに出かけるナメクジもいる。