mixiユーザー(id:18419835)

2021年02月26日16:20

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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

2月25日(木)晴れ
岸田奈美著「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を読む。

彼女のことは糸井重里氏や幡野広志氏のツィッターで知った。
略歴だけ読むと、苦労を一人でしょいこんだような感じで、同情に耐えない。
図書館で借りたが、その書評を書いてみる。

 車いすユーザーの母、知的障害のある弟、急逝した父。
 一生に一度しか起こらないような出来事が、なぜだか何度も起きてしまう著者が綴る、
 笑いと涙の自伝エッセイ。

でも、そういうイメージというか先入観を持って読み始めるとダメよ!
違うから!
そんなお涙頂戴なんて、彼女は欲してない。
「強い」なんて言葉も少し違う。
現に彼女は、お父さんが亡くなったショックで記憶がない時期があるくらいだ。
とにかく読んでほしい。
みんな読んでみて!と言いたい。
これを読むと、優しい人間にならなくちゃ、優しい人間になりたい、と思う。

よく神様は不公平だと言う。
まあまあ人生って山あり谷ありだ。
こんな平凡なワタクシでさえ、見る人から見ると「かわいそうねえ〜離婚した上に大病までして・・・」と同情されるかもしれん。
そして、こんなワタクシから見ても確かに、前世でどれだけ善行を積んだらそんなハッピーな人生なんだ?と思う人もいれば、
反対に、辛いことが次から次へと起こる人もいる。
辛い時には、周りが何を言っても、聞く耳持たないけど、少し落ち着いた時に、頑張れる力をこの本はくれるのだ。
だから、ワタクシは、この本をみんなに薦めたい。
で、まず手始めに身内からと思ったのだが、プレゼン力の弱いワタクシのオススメ本は虚しく砕け散っている。
よって、次はブログで全世界に発信して、「自分のためにこの本を読んでおくべき!」と訴える。
人に優しくして、人に優しくされて、大切にして、大切にされて、面白おかしく楽しく生きていくヒントがこの本には詰まっている。
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