トヨエツ

６月２日（火）晴れ
見ました？
「愛していると言ってくれ　2020年特別版」
改めて、このトヨエツが好きだ。
「青い鳥」の駅員さんのコスチュームも捨てがたいが、やはり、ラフなシャツに雪駄のトヨエツ、サイコー。
走りにくいだろうに、めっちゃ速く走るスマートなかっこいい走り方も好き。
色々諦めて生きてきた切ない表情にやられる。

トヨエツと言えば・・・
と、書いて、いや、毎回毎回言ってる気がするなあと思い、自分のブログ内で「トヨエツ」で検索したら、まあ、夢の話やらドラマや映画の話やらキャーキャーうるさく語っておりますねえ〜
でももう一つトヨエツといえば思い出す話がありまして・・・

ずいぶんと昔の話。
ワタクシが、バツイチで、一人で娘育てながらあくせく働いていた若かりし頃。
ちょうど「愛していると言ってくれ」のドラマの後あたりだったでしょうか。
仕事帰りに、時々友人Yのバーで呑んだりしておりました。
Yは、お母さんがやっていた、カウンターだけの小さなバーを引き継いでやっていた。
カウンターの端っこにいつもいる男の人がいて、どちらかというと地味目な感じの人で、
Yの彼氏と聞いた時には少々意外な気もした。
Yは、どちらかというと、華やかで、明るくて、おしゃれで、ガハハ系だったから。
その彼氏と３人で語ってるうちに、Yが言う。
「彼、人の未来が見えるのよ。」
n「へ？」←一番そういうのを信じないタイプ。
ご冗談を！と思うも、彼氏否定せず。
しばらくおしゃべりをしてると、その彼氏が「あなたは、再婚するよ。」と言う。
n「え？見える？あたし、トヨエツのような人と再婚したいんだけど！」と言うと、困ったような顔をして「えっと・・・色白でぽっちゃりした人。優しそうな人だよ。」
n「え〜〜〜っ！？色白ぽっちゃり？？？色黒でスーッとした人がいい。トヨエツがいい。」と駄々をこねるのでした・・・
トヨエツというと、いつもこの事を思い出す。
そして、あの、未来が見える人のこと、もう少し信じて、色々根掘り葉掘り聞けばよかったなあと。
不思議系の現象はあまり信じない人間だが、このことだけは当たったなあと、トヨエツを見る度に隣の色白ぽっちゃりのおっさんを眺めます。