福井（松城町）Ｂ級グルメ、９月末までの営業で北陸地方から撤退する「スガキヤ」パリオ福井店再訪、野菜たっぷり担々麺（9/11）

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中京地方を中心に店舗展開している愛知県小牧市本店のラーメンチェーン「スガキヤ」は北陸には福井県に３店舗、石川県に６店舗あるが、８月末に９店舗全てを９月末で閉店し、北陸地方から撤退すると発表した。

自宅から徒歩１分のショッピングセンター「パリオシティ」２階フードコートに福井市内では唯一の「スガキヤ」パリオ福井店があるが、撤退の発表を受けて来店客が急増し、発表直後は対応し切れず夜には肝心のラーメン類が売り切れていて食べることができない日が数日続いた。

その後仕入れを増やし、営業時間中に売り切れることはなくなり、自分も９月２日には夕飯に食べることはできた。
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自分は「スガキヤ」がそこかしこにあってソウルフードと化している名古屋勤務経験もあり、慣れ親しんでいる「スガキヤ」が福井からはなくなってしまうと思うと、閉店の発表後１回食べただけじゃ踏ん切りはつかない。

そこで、９月１１日金曜日は仕事を終えて帰宅したらラストオーダーギリギリではあったが営業時間に間に合ったので、夕飯は「スガキヤ」パリオ福井店へ食べに行くと、連日大盛況で麺を運び入れた空箱が積み上げられている。

名古屋勤務時代から「スガキヤ」ではラーメンはノーマルの「ラーメン」か「玉子入ラーメン」、同じ味で野菜が入っている「野菜ラーメン」しか食べたことがなく、ほかの味のラーメンを食べたことがなかったので、今回は違う味のラーメンを食べてみようと「野菜たっぷり担々麺（490円）」を注文。

これまで食べたことのある白いスープとは明らかに異なる赤いスープ。

「スガキヤ」ならではの独特なラーメンフォークでまずはスープをひと口。

胡麻味噌スープかと思ったら、ベースはノーマルのラーメンと同じ魚介系の風味が効いたあっさりしたスープで、それに胡麻の風味が加わっており旨いな。

麺も食べるがちゃんと担々麺になっておりおいしい。

少し食べたところで肉味噌をスープに溶いてしまう。

味噌臭くなるほどのことはなく、ベースのあっさり魚介スープに胡麻と肉味噌のコクが加わり非常においしい。

紛れもなく担々麺なのにしっかり「スガキヤ」らしい味わいも感じられ、旨いじゃないか。

今回も箸は使わずラーメンフォークだけで食べ進んだが、ラーメンフォークだと麺と一緒にスープも飲めてしまうので、麺とスープを同時に楽しみながら最後の１口になった。

麺を食べ終えたらスープは少し残ったが、スープの中には溶いた肉味噌の挽き肉が沈んでおり、普段は塩分の摂り過ぎを避けるためスープは飲まないことが多いが、スープの底に沈んだ挽き肉がもったいないから今回はスープも飲んじゃえ。

そんなわけで全つゆで完食。

「スガキヤ」のラーメン単品ではいちばん高いメニューの「野菜たっぷり担々麺」ではあるが、それでも500円でお釣りがくる490円とは素晴らしい。