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2020年07月03日08:14

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福井・坂井(丸岡)B級グルメ、「ヨーロッパ軒」丸岡分店にあった「スカロップ」って何だ?(6/19)

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6月19日金曜日は、福井市の隣の坂井市役所へクルマで行く仕事があった。

坂井市は旧坂井・丸岡・春江・三国町の4町が2006年に合併して人口9万人台の県内では福井市に次ぐ人口第2位の市になり(現在は9万人を切っている)、市役所の本庁は丸岡にある。

特に時刻の指定はなかったので、午後一番に訪問することにして、せっかくだから丸岡で昼飯を食べることにした。

国内最東端の都市、北海道根室市のご当地洋食メニューとして知られる「エスカロップ」。

みじん切りした水煮のタケノコ入りバターライスにトンカツを盛り、デミグラスソースを掛けたワンプレートメニューである。

自分は2007年から7年間にわたり、根室市も担当エリアに含まれていた釧路勤務していたこともあり「エスカロップ」には馴染みがある。
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去年の7月に北海道を離れ福井勤務になったが、当然ながら根室のご当地メニュー「エスカロップ」など福井にはない。

福井名物と言えば何と言ってもソースカツ丼で、元祖は福井市の総本店からのれん分け方式で福井県内のみに密度濃く19店舗展開している「ヨーロッパ軒」であることは疑いようもない。
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その中で、いちばん古い分店である敦賀店と、さらにそこからの分店となる敦賀市内の4店舗については屋号も現在は「敦賀ヨーロッパ軒」と名乗っており、福井市の総本店系列とは関係ないことを主張しており、ソースカツ丼のスタイルもソースの味も、さらにラインナップされているメニュー構成もかなり異なっており、「ヨーロッパ軒」は福井市の総本店系列と「敦賀ヨーロッパ軒」系列の2系統が存在している。

その「敦賀ヨーロッパ軒」系列の店舗のメニューには「エスカロップ」ならぬ「スカロップ」というメニューがあることを知った。

しかし、福井市に暮らしている自分が「敦賀ヨーロッパ軒」系列の店を訪問する機会はないわけではないが多くはなく、これまでに3回訪問したものの違うメニューを食べ、「スカロップ」を食べたことはない。
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ところが、「敦賀ヨーロッパ軒」系列の店だけのメニューかと思っていたところ、少なくとも本家の「ヨーロッパ軒」総本店系統の丸岡分店にはメニューに「スカロップ」があることが分かった。

「ヨーロッパ軒」は分店ごとにオリジナルメニューを提供する店があるケースがあることは認識しており、福井市内のお店にもないのかネットで調べてみたが、「敦賀ヨーロッパ軒」系列の店と「ヨーロッパ軒」丸岡分店以外の店で「スカロップ」に関する情報は見つからなかった。

去年の7月にソースカツ丼が名物の福井勤務になり、最初の週に1週間に3食もカツ丼類を食べてしまい、そんなペースで食べていてはカラダに良くないと反省し、翌週からはトンカツは週2食までと自主規制している(週2回トンカツを食べなかった未消化分は翌週以降にキャリーオーバーするのはOK)。

この週は日曜に変わりカツ丼を食べたが、それ以降はトンカツは食べておらず、金曜でもこの週の「トンカツ枠」はまだ1食分残っていた。
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そこで、昼飯は丸岡の坂井市役所へ行く前に「ヨーロッパ軒」丸岡分店で食べることにしたのだ。

メニューに掲載されていることを確認し(写真2)、根室の「エスカロップ」とは違ってワンプレートメニューではなく、単品でセットメニューでもなく、少々高くてビビりながらも「スカロップ(1380円)」と「ライス(250円)」を注文。
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値段が値段だけあってボリュームは十分で、ナイフにソースまみれの分厚いトンカツを乗せて持ち上げてみるとずっしり重い。
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トンカツに掛けられているのはデミグラスソースとのことだが、自分がイメージしていた焦げ茶色ではなく、ケチャップベースなのではないかと思うくらいずいぶん赤いソースである。
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ともかく食べてみるが、単品で1380円もするだけあってトンカツの厚みは2cmほどあり、旨そうである。
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お肉は肉汁たっぷりジューシーで、ソースの味も自分がこれまでに食べたことのあるデミグラスソースとは違う味わいだが、ケチャップの味はせず、これが結構おいしい。
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ソースをよけてみると、トンカツの衣はキメの細かいパン粉で揚げられている。
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これが「スカロップ」か、旨いじゃないか。
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もはや「エスカロップ」との共通点はトンカツ+デミグラスソースという部分だけで、おそらく全然関連性はなさそうだということが分かったが、これはこれで非常においしい。
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「スカロップ」、実はこれが「ヨーロッパ軒」でいちばんおいしいメニューなのではないかとも思いながら最後の1口になった。
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そして完食。
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ライス付けて1630円もするから少々勇気が要るが、 比較的知られている「敦賀ヨーロッパ軒」系列の店まで行かずして「スカロップ」を福井市からほど近い丸岡分店で食べることができてよかった。

会計時にお店の人に尋ねてみたが、どうして丸岡分店に「スカロップ」があるのか「分からない」との答えだった。

ちなみに、名古屋でもほぼ同じ「トンカツ+デミグラスソース」で「スカロップ」として提供している老舗洋食店があるようだし、宮城県にはホタテのパスタを「スカロップのパスタ」という名称でメニューに載せている店もあるらしいので、「スカロップ」に関しては福井のご当地メニューというわけではなさそうである。
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