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長崎ちゃんぽんとは別物の「近江ちゃんぽん」が看板メニューの滋賀県彦根市が本店の「ちゃんぽん亭総本家」福井米松店が自宅から歩いても行けるところにある。
あるとき「ちゃんぽん亭総本家」のホームページ経由で、スマホ用専用アプリに「月3回の大イベント
はじめの日開催!」と称して各種トッピングメニューのうち1つが無料になるクーポンが掲載されているのを見つけた。
トッピングメニューには「1日分の野菜」というのもあり、これを使えば手軽に野菜を摂れることから「ちゃんぽん亭総本家」にも行くようになった。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975812635&owner_id=18367645
その「はじめの日」という月3回のクーポンは、毎月31日を除く「1のつく日」から3日間限定で専用アプリに掲載されるようだということが分かった。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976008225&owner_id=18367645
その法則通り6月11日木曜日にクーポンが掲載されたのを確認し、昼飯に野菜摂取のため「ちゃんぽん亭総本家」福井米松店へ。
「ちゃんぽん亭総本家」の名物の「近江ちゃんぽん」は先月食べたので、今回はもう1つの名物の「豚そば」に、クーポンを行使して「1日分の野菜」をトッピングしようと考えた。
こうすれば、野菜が入っていない「豚そば」が健康的な内容にできる。
ところが、券売機で「豚そば(770円)」の食券を買って、注文カウンターでスマホの画面を見せて「1日分の野菜でお願いします」と伝えたら、「1日分の野菜」のトッピングはちゃんぽん系メニューとの組み合わせ限定で「豚そば」にはトッピングできないとの指摘を受け断られてしまった。
どうしても「豚そば」を食べたくて訪問したわけじゃなく、野菜を摂るために来たんだから、いろいろあるトッピングメニューの中で「1日分の野菜」をトッピングできなきゃ来店した意味がない。
そこで、注文をいったん取り消して返金してもらい、あらためて券売機へ。
今度はちゃんぽん系メニューのページから選択し直し、今回は「カレーちゃんぽん(880円)」の食券を買い、さらにクーポンを提示して「1日分の野菜」をトッピングしてもらった。
「1日分の野菜」はなかなかの盛りである。
カレースープだからもはや「ちゃんぽん」の一種とは思えない代物である。
まずはスープをひと口飲んでみると、ニンニク風味が強いとろみのあるカレースープで、魚介系あっさりスープの「近江ちゃんぽん」にカレー風味を足したスープなのかと思ったらまるっきり別系統のスープである。
麺は紛れもなくちゃんぽん用の麺で、味はほぼニンニク風味が効いたカレーラーメンにたっぷり野菜がプラスされており結構おいしい。
なるほど、ニンニクは野菜炒めに入れられていたんだな。
「豚そば」の具と同じと思われる豚肉も少量だが入っており、「カレーちゃんぽん」は旨いじゃないか。
カウンターには調味料類がいろいろ置かれているが、「カレーちゃんぽん」に関してはほぼ完成された味わいになっていることもあり今回調味料類は足す必要はないだろう。
想像以上においしいと感じながら食べ進み、麺と具は最後の1口になった。
残ったカレースープにご飯を投入したい衝動に駆られたが、栄養のバランスを考えて野菜摂取が目的でもあり、そうしてしまうと塩分とカロリー取り過ぎになるのは間違いないので、今回ライスは追加せずスープも残した。
専用アプリ掲載のクーポンを行使して、本来野菜などほとんど入っていない名物の「豚そば」に「1日分の野菜」をトッピングすることはできなかったが、代わりに「カレーちゃんぽん・1日分の野菜(1050円)」をトッピングなしの値段の880円で食べられたんだから満足である。
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