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2020年02月17日07:44

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宗谷・稚内B級グルメ、20年以上通い続けている稚内名物「たこしゃぶ」発祥の店「網元」再訪(1/23)

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日本最北端の街・稚内へは昭和62年から毎年訪問しており、今年で34年目になる。

稚内訪問時には元々は別の店を訪問していたのだが、当時稚内へ行ったときの目当てだった八角という魚が、その後「八角の街」として売り出した小樽が高値で買いあさるようになって産地の稚内に出回らなくなった時期があり、稚内での目当てを替え、何年に初めて訪問したのかきちんと記憶していないが、沖縄・那覇勤務していた1995年4月〜98年4月までの間に今では稚内名物として認知されている「たこしゃぶ」を食べてみようと元祖の店に行ってみた。

初めて食べた「たこしゃぶ」の味が忘れられず、それ以来稚内へ行ったときに寄る店を切り替え、かれこれ20年以上毎年その稚内の店に年1回通い続けており、去年は北海道・札幌勤務していた3月に訪問していた。
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ところが、去年の7月に福井に転勤になり、札幌勤務時代は土日の休みでも稚内へ行けたが、福井からだと稚内へは非常に行きづらくなった。

しかし、長年通い続けている店の親父さんは17年前に亡くなり、それ以降は横浜から呼び寄せたという弟さんと共に頑張っているおかみさんももう79歳になり、おかみさんが頑張っているうちはぜひとも年に1回は顔を見に行きたい。

毎年冬に釧路で運転される「SL冬の湿原号」には毎年乗車しており、今年も今シーズンの運転開始日の1月25日に乗ることにした。

福井からどうやって行こうか検討し、JR東日本と北海道全線、新幹線や特急も含め5日間乗り放題で26620円という「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」を利用して北海道旅行することに決めた。

「SL冬の湿原号」に乗った翌日に福井まで帰ってくることに決め、きっぷの有効期間を逆算すると1月22日から5日間という旅程となった。

初日は函館まで行くのがやっとであり(深夜到着なら札幌まで行けるが)、4日目の夜までに釧路に行って泊まって、翌日「SL冬の湿原号」に乗ったらあとは札幌で1泊して福井へ帰るしかない。
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したがって、函館に泊まっている1月23日は釧路まで行かなくても、翌日の夜までに釧路へ行ければいいことになる。

函館から稚内へはJRの営業キロで東京・青森感の距離とほぼ同じ714.9kmもあり、新幹線もないので特急を乗り継いで行っても12時間近く掛かる上、稚内に泊まって翌日釧路まで行くとなると、稚内からのJR宗谷線は本数が少ないため早朝6時台に出発せねばならずハードな行程となる(次の宗谷線で出発しても釧路へ行けないことなはいが、釧路到着は23:55になってしまう)。

それでも、今回の北海道旅行とは切り離して別途稚内へ行くとなると、福井からでは韓国や台湾旅行するよりも交通費が掛かってしまうこともあり、おかみさんの顔を見に行くだけでもいいからこの際少々無理して稚内へ行ってしまうことに決めた。

福井を出発して2日目、1月23日木曜日は泊まっていた函館を朝7:37に出発し、札幌と旭川で特急を乗り継ぎ17:23に稚内に着き、稚内駅から歩いて10分弱、旧市街の中央町にある居酒屋「網元」へ。
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前回札幌勤務時代に訪問した去年の3月に入れた焼酎のボトルを残しておいてくれており(写真2)、お茶割りで飲みながらまずはお通しに出された「ホッケのすり身」をいただく(写真3)。

おかみさん手作りのホッケのすり身焼きが旨い。
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目当ての「たこしゃぶ」に行く前に、開きホッケを焼いてもらう。
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薄塩で脂が乗ったホッケが旨い。
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そしていつもの「たこしゃぶ」を注文。
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いつもの通り、まずは野菜類を最初に鍋に入れてしまう。
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再び沸騰するまで待つ。
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沸騰したところで、薄切りにするためにカチカチに凍らせてからスライサーで薄切りしたミズダコを1枚取る。
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しゃぶしゃぶするとタコの身がキューッと縮まる。
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半生くらいに火が通ったところで引き上げ、酢味噌仕立ての特製だれにつけていただく。
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毎度のことながら旨いんだな、これが。
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具材をほぼ食べ終えた後に残ったつゆも、たれが残っている小鉢に移していただく。
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タコから出ただしが効いており、タコの風味のつゆが旨い。
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つゆまで残さず完食。
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この日は1駅隣の南稚内駅近くのホテルを予約していたので、稚内20:13発の幌延行き最終列車に間に合う時間まで2時間ちょっとしか滞在できなかったのでこれでお開きにして、3000円払って稚内駅へと戻った。

早朝出発で寝不足だったところで12時間近く列車に乗りっ放しで稚内にたどり着いたこともあり、ボトルが残っていた焼酎をちょっと飲んだだけでほろ酔いになってしまい、今回ボトルを飲み切らなかったが、おかみさんは次回まで取っておいてくれると言う。

稚内でもうちょっとゆっくりしたいところだが、日程的に無理はあったが、短時間ながら今年もおかみさんの健在ぶりを確認できただけでも来た甲斐があった。
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