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2020年01月20日07:50

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福井・大野B級グルメ、大野の新・ご当地グルメ「醤油カツ丼」のアレンジメニュー、「田嶋屋」の「タルタルしょうゆかつ丼」(12/29)

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年末年始の休みに大阪に帰省したついでに福井名物のソースカツ丼類を食べに北海道のマイミクさんがやってきた12月29日日曜日、10:40に福井駅前で合流し、まずは「かなり遅い朝飯」として11時開店の店で開店直後にソースに浸したメンチカツを盛った「パリ丼」を食べた。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974385633&owner_id=18367645

食べ終えたのは11:27だったが、あくまでもこれは「朝飯」である。

去年の7月にソースカツ丼が名物の福井勤務になり、最初の週はカツ丼類を3食も食べてしまい、そんなペースで食べていたらカラダに悪いと反省し、翌週からはトンカツ類は週2食までと自主規制した。

週2回までの「トンカツ枠」を消化しなかった分は翌週以降に持ち越して消化可とし、当初はチキンカツやメンチカツなども「トンカツ類」としてカウントしており、週2食までとした「トンカツ枠」を消化してしまった週は代わりに鶏の唐揚げなどを食べたりしていた。

しかし、よく考えたらチキンカツは「トンカツ類」だからダメで唐揚げはOKというのもカラダに良くないことは変わらないので、この週からは運用を見直し「トンカツ」のみを週2回までとし、チキンカツやメンチカツは対象外とすることにした。

したがって、メンチカツが乗った「パリ丼」は食べたもののメンチカツは「トンカツ」ではないので、前週までのキャリーオーバー分も含めて4枠丸々「トンカツ枠」は残っている。

次は昼飯だが、さすがにすぐには食べられないから、ガソリンスタンドで給油して時間を稼ぎつつ、どうするかマイミク氏と相談。

福井県では、ソースカツ丼は県内全域で昔から親しまれているソウルフードだが、近年はソース味ではなく「醤油カツ丼」もじわじわと浸透しつつある。

これは、奥越・大野市の醤油醸造会社の社長が、他県から訪ねてきた友人に福井名物としてソースカツ丼を振る舞ったところ、「どうして醤油メーカーなのに醤油ベースではなくソースカツ丼を食べるのか」と問われたことをきっかけに一念発起し、同級生の飲食店主と協力してメニュー化したものが福井県内に広がりつつあり、今では福井県嶺北地方全域とまでは言わないが、越前市以北石川県境までのエリアで食べることができる店が点在するくらいにはなっている。

したがって、福井県で「醤油カツ丼」と言えば大野が本場であり、大野は福井市の中心部から25kmほど離れておりクルマで50分くらい掛かる。

給油で稼いだ時間と合わせて1時間強空ければもう1食食べられないこともないだろうし、「トンカツ枠」もあることだし、「昼飯」は大野へ行って本場で「醤油カツ丼」を食べることに決めた。

「醤油カツ丼」の決まりは、「福井県産の醤油から作られた醤油カツ丼のたれを使う」ことと、当たり前だが「カツを盛ること(ただし、揚げる素材は問わない)」、「野菜を盛ること」の3つだけで、その3つさえ満たせばあとはお店のオリジナリティーを出していいということになっている。

自分は「醤油カツ丼」元祖の店はすでに訪問しており、オーソドックスな「醤油カツ丼」は食べている。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973497087&owner_id=18367645

ほかにも、福井市内でも同じような系統の「醤油カツ丼」はこれまでに何度か食べている。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972006696&owner_id=18367645
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972452978&owner_id=18367645
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972952087&owner_id=18367645

今回はちょっと変わった「醤油カツ丼」を食べてみたいと思い、とんでもない組み合わせの「醤油カツ丼」があるという大野市の「田嶋屋」へ。

それは、珍しい「醤油カツ丼」もある店というわけではなく、「醤油カツ丼」はこれ1種類だけで勝負しており(写真2)、その「タルタルしょうゆかつ丼(950円)」を注文。

ただし、「かつを白身フライに変える事は出来る」と注釈は付いているが、そうすると「カツ丼」ではなくなってしまうので、白身フライには変えないでおく。

さて、「タルタルしょうゆかつ丼」とはどんなスタイルで提供されてくるのか想像もできなかったが、醤油ベースの味付けと思われるカツ丼にタルタルソースが添えられて配膳されてきた(写真3)。

タルタルソースをどうやって食べればいいのか分からないので店主らしき人に尋ねてみたら、掛けて食べてもいいし、つけて食べる人もいるとの答えで、好きなようにすればいいようである。
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それなら、トンカツもずいぶんたくさん盛られていることでもあり、まずはタルタルソースには手を付けず、トンカツをそのまま食べてみることにする。
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かなり薄味だが、ほんのり甘い醤油だれが衣に染みたトンカツである。
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トンカツの下のご飯にも醤油だれが掛けられており、少量のキャベツが敷かれている。
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ご飯だけ食べてみると、薄味の天丼のご飯みたいな味わいである。
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ご飯とトンカツを一緒に食べれば、これは正に「醤油カツ丼」そのもので、これだけで十分おいしい。
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そしてこれが問題のタルタルソース。
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タルタルソースだけを食べてみると、食感は感じないくらい細かく裏ごしされたような茹で玉子と強いたまねぎの風味が効いており、マヨネーズの酸味は抑えられており、マイルドで非常においしいタルタルソースである。
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醤油ベースのたれとタルタルソースなんて合うのかと思っていたが、これなら掛けちゃっても大丈夫そうに思われ、醤油カツ丼の上からタルタルソースを掛けてしまう。
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見た目は少々えげつない。
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こんな状態になってしまった。
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衣に染みた醤油だれも非常に薄味なので、タルタルソースと醤油がぶつかることもなく、見事に調和しておりめちゃめちゃ旨い。
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ご飯も一緒に食べても違和感なく旨いな。
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こんなカツ丼初めてだが、タルタルソースはコクがあって非常においしい。
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夢中で食べ進み、最後の1口になった。
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タルタルソースを余すこともなく完食。
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どうしてこんな突飛な組み合わせを考えついたのかと不思議だが、元々タルタルソースをつけて食べる「白身フライ定食」が名物の店で、このタルタルソースが旨いと評判で、メニューには単品で「タルタルソース」だけがあるほどの店なのである。

確かにこのタルタルソースだけをご飯に掛けて食べてもおいしいだろうと思うくらいすごいタルタルソースである。

このタルタルソースなら、白身フライが合わないはずがない。

そのタルタルソースが主役なので、「タルタルしょうゆかつ丼」の醤油だれはごく薄味にして提供することにしているようだ。

こんなカツ丼初めて食べたが、カツ丼としておいしかっただけでなく、忘れられないほどおいしいタルタルソースであった。

これでキャリーオーバー分を含めて4枠残っていた「トンカツ枠」のうち、1枠消化し残り3枠となった。
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