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2020年01月18日07:40

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大阪・東大阪(布施)B級グルメ、「卵でとじていないご当地カツ丼」に該当するかは微妙な珍種、中国料理「大龍飯店」の「中華風カツ丼」(12/28)

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日帰りで福井から阪神競馬観戦に行った12月28日土曜日は、「青春18きっぷ」を使ってJRと阪急電車を利用した。

JRの普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」だから、競馬観戦後にまっすぐ帰ってくる必要もなく、回り道してもJRの普通列車で行けるところなら別途交通費が掛かることもない。

去年の7月にソースカツ丼が名物の福井勤務になり、最初の週にカツ丼類を3食も食べてしまい、そんなペースでカツ丼ばかり食べていたらカラダに良くないと反省し、翌週からはトンカツ類は1週間に2食までと自主規制している。

ただし、1週間に2枠とした「トンカツ枠」が未消化となった分はキャリーオーバーして翌週以降に消化可としている。

前日仕事で越前市役所を訪問したついでに武生でトンカツが乗った「ボルガ天津丼」は食べたが、それでようやく前週分の1枠目を消化した段階で、前週分の残り1枠とこの週の分も合わせて「トンカツ枠」は3食分残っていることになっており、ここで1枠使おうと思う。
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自分は「全日本卵でとじていないご当地カツ丼愛好家」を自認しており、去年の夏に広島で初めてあんかけスタイルの「中華風カツ丼」を食べた。
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すると、大阪周辺でもあんかけスタイルの「中華風カツ丼」を提供する店があちこちにあるということが分かった。

調べてみると、大阪周辺ではお店によってまったく卵を使っていないあんの店もあるし、溶き卵入りのあんかけだったり、限りなく玉子とじ風のカツ丼にさらにあんを掛ける店があったり、タイプに統一性はなく「ご当地カツ丼」なのかという観点では微妙ではあるが、ほぼ共通しているのは「中華風」と呼べばあんかけスタイルのカツ丼を指すようなので、「ご当地モノ」ではあると判断した。

せっかくJR乗り放題の「青春18きっぷ」を使っているこの日、競馬観戦を終えたらどこかで夕飯に「中華風カツ丼」を食べて帰ってきたいと思う。

しかし、インターネットで調べてみると、そんなカツ丼を提供している店はたくさんあったのだが、私鉄や地下鉄沿線だったり、阪神競馬観戦後に行ったら「青春18きっぷ」だけでは福井まで帰ってこられない場所だったり、日曜定休だったりしてなかなか行ける条件の店が見つからない。

そんな中、東大阪市の近鉄大阪線布施駅近くにそんなカツ丼を提供しており、日曜でも営業している店は見つかった。

何とかならないかと考えたところ、最寄駅は布施駅だが、隣の河内永和にはJRのおおさか東線も通っており、JR河内永和駅は最寄駅ではないが布施までの駅間距離は1kmもなく0.8kmだから、JR河内永和駅からでも歩いても10分程度で行けるはずである。

阪神競馬を観戦してから向かうと、JR河内永和には18:01に着き、「青春18きっぷ」で乗れる普通列車だけで福井まで帰れる最終の乗り継ぎパターンだとJR河内永和19:05発に乗らなければ福井までは帰れなくなる。

JR河内永和駅から歩いて往復25分程度掛かるとすると、お店に滞在できるのは最大39分ということになり、混雑していて配膳されるまでの時間が掛かったら間に合うかどうか時間的に微妙である。

それでも「中華風カツ丼」が気になるので、込んでいたら今回はあきらめる覚悟でともかくお店へは行ってみた。
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おおさか東線が5分ほど遅れた上、東大阪なんて初めてで地理が分からず、地図サイトを頼りにJR河内永和駅から歩いて行き、目的の「大龍飯店」には18:18に着いた。

残存時間は47分だが、幸い先客は誰もおらず、それなら間に合うだろうと判断し着席し目的の「中華風カツ丼(850円)」を注文。

非常に手の込んだカツ丼で、トンカツを揚げながら野菜類を切り、炒めながら揚がったトンカツを切り分け、卵とじにしつつ炒めた野菜類を具にしたあんを作って最後に掛けて完成。

したがって、完成するまで結構時間は掛かりハラハラしたが、注文してから10分ほどで配膳され、お店には25分ほど滞在できる計算なので大丈夫だろう。

デザートにバナナが付いており、カツ丼にバナナまで付いているなんて初めてでちょっとびっくり(写真3)。

それよりも、出された「中華風カツ丼」を見れば厳密には「卵でとじていないカツ丼」ではなかったわけだが、あんかけスタイルではない一般的な卵とじカツ丼でもなく、これは非常に珍しいタイプのカツ丼である。
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まずはトンカツは後にして玉子とあんが掛かっている部分をご飯と共に食べると、甘い中華風のあんが絡んで旨い。
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これだけならほぼ天津飯である。

次にあんが掛かったトンカツもいただく。
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甘いあんに揚げ油のコクが加わったトンカツ、これは旨いな。
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今度は玉子とあんが掛かった部分のトンカツをご飯と共に食べる。
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めちゃめちゃ旨い。

あんに入っている野菜もトンカツと一緒に食べたりもしてみる。
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これもおいしい。
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この眺め、最高である。
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もはや卵とじかどうかなんてどうでもよく、こいつは旨いなと実感しながら食べ進み、ついに最後の1口になった。
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ボキャブラリーが少なくほかの表現が思いつかないが、めちゃめちゃおいしいとしか言いようがない。
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付け合わせのバナナも含めて完食。
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時刻は18:41だったから、あと5分お店に滞在しても帰りの列車には余裕で間に合う計算である。

灰皿が置かれ喫煙可能な店だったから、食後の一服しながら、東大阪にほかに用事はなく、ネットで見つけたこの「中華風カツ丼」が食べてみたくて福井から来たことなどを伝え、非常においしくわざわざ来た甲斐があったなどと伝え、会計を済ませて店を後にして駅へ向かった。

時間的に微妙だったが、結果的に十分だったし、少々無理したが来てよかったな。

この時点で、ようやく前週分の「トンカツ枠」を使い切った状態であり、この週の分丸々2枠を翌週に持ち越すことが確定した。
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