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2018年12月15日07:49

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釧路B級グルメ、釧路人のソウルフード「ジョイパックチキン」再訪、閉店5日前のドキュメント・後編&テイクアウト(11/25ー12/8)

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勤労感謝の日の祝日からの連休は、今シーズン最後の生シシャモで一杯やりに釧路に2泊した。

釧路からクルマで札幌へ帰る前夜、寝酒を引っ掛けに行った釧路のスナックで、釧路のローカルファーストフード「ジョイパックチキン」が入居するショッピングセンターの老朽化のため解体されることが決まり、移転先のメドがつかないことを主な理由として11月一杯で閉店することを知った。

「ジョイパックチキン」は元は小樽が本社で、小樽と釧路のほかに札幌、千歳、網走、留萌の6店舗展開していた北海道のローカルファーストフードチェーンだったが、釧路以外は閉店し、本社を釧路に移して1店舗だけ存続していた。

釧路では、「ジョイパックチキン」名物の「カレーチキン」が主に40代以上の釧路市民のソウルフードとして今でも根強い人気を博している。

自分は2007年から7年間釧路勤務さていたこともあり、「ジョイパックチキン」はちょくちょく食べており、釧路を離れてからも釧路勤務時代の懐かしの味のひとつとして、時折食べていた。

その「ジョイパックチキン」が閉店するなんて考えもしておらず、閉店6日前にそんな話を耳にしたからには最後にもう1度どうしても「カレーチキン」を食べておきたい。

そこで、釧路から札幌へ帰る予定だった11月25日日曜日、朝飯を食べに行く予定だった釧路ラーメンの店に行くのは次回にして、とりあえず開店前から「ジョイパックチキン」に並んでみることにした。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969309170&owner_id=18367645

前の朝8:10から並び、整理券をゲットして注文することはできたが、整理券番号37番だった自分は受け渡し番号103番となり、商品の受け取りは4時間半から5時間後くらいになる見込みと告げられた。

そこまでのドキュメントとして3日前にmixi日記としてアップした。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969532766&owner_id=18367645

今日は、ようやく注文できたものの、受け取りまでかなり時間があるので、いったんお店を離れて食事して戻ってきたところから後について後編としてmixi日記に仕立ててアップする。

注文できてから3時間ほど、13:15に「ジョイパックチキン」に戻ってくるとほとんど人もおらず朝からの混乱が嘘のように閑散とている。
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それもそのはず、この日の分は完売になっていた。
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今受け渡し番号何番まで出たのか確認すると100番まで出たとのことで、103番の自分の順番まであと3組になっており、注文時に伝えられた予測受け渡し時間より1時間くらい早まっているようだ。

そして13:25、朝8:10から並んで5時間15分経過してようやく受け渡し番号103番の自分の番号が呼び出され、注文していた6ピースのうち2ピースはここで食べ、4本を持ち帰ることにして「カレーチキン」を受け取る。
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その間に中華料理店と寿司屋の2軒で相次いで食べてきているから腹は全然減っているわけもないが、ともかく揚げ立ての「カレーチキン」をいただく。
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チキン類の部位は指定できないことになっているが、2種類の部位が同じ数ずつにはなっており、これはドラムの部分。

「カレーチキン」と知らずに食べたらカレー味だと気付かないかも知れないくらいカレーの風味は薄いのだが、隣にケンタッキーフライドチキンが出店し、対抗するために研究を重ねて開発したのがこの味なんだそうで、味わいに深みがあって「ジョイパックチキン」名物の「カレーチキン」はやっぱり旨い。
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そしてもう片方は手羽元の部分である。
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身の厚みが均一じゃないので薄い部分はサクッとしており、厚い部分はジューシーで、こっちの部位もおいしい。
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とりあえずお店で2ピースは完食。
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あとの4ピースはテイクアウト用の箱に詰めてもらって持って帰り、しばらく家の冷凍庫で保管していたが、休みの日に1本ずつ電子レンジで温めて食べていく。

テイクアウト用の箱の側面には、かつては釧路のお店だけなる以前に店舗展開していた時代に「ジョイパックチキン」があった都市が北海道の形の絵に6ヵ所示されていた箱だった。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1839167299&owner_id=18367645

数年前からは箱を作り直したんだろう、釧路1ヵ所だけの絵が印刷された箱に変わっている。
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そして土曜の休みで自宅にいた12月8日、最後に残っていた1本に手をつける。
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お店で揚げ立てを食べるのとは違って、冷凍していたのを電子レンジで温めると皮のカリッと感がなく味は落ちるが、これが最後の「カレーチキン」かと思うと名残惜しい。
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そしてその最後の1本もついに食べてしまった。
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お店は11月30日の営業をもって閉店してしまったので、これでもう永遠に「ジョイパックチキン」名物の「カレーチキン」を食べることはできなくなってしまった。

釧路名物がひとつ絶滅してしまったが、たまたま最終営業6日前に飲みに行ったスナックで話題に出て、それで「ジョイパックチキン」の閉店を知ることができ、閉店前に間に合って最後に「カレーチキン」を食べることができたことはよかった。

疲れてスナックへ行くのをパスしていたら、気付かないうちに「ジョイパックチキン」が閉店してしまっていたはずで、不幸中の幸いではあった。

でも、元釧路市民だった自分にとって、釧路の自慢のひとつでもあった「ジョイパックチキン」の閉店はやっぱり残念でならない。

入居物件の解体が主な理由とのことで、後継者がいないまま死亡とか高齢に伴い引退、というわけではないから、どこかに移転して存続できなかったのかと思うが、釧路でスーパー「ヒロセ」を経営する「ジョイパックチキン」の経営者は「カレーチキン」の味は残したいという意向は持っているらしい。

近い将来釧路のどこかで釧路の味として「ジョイパックチキンのカレーチキン」が復活してくれることを切に願うばかりである。
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