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2020年04月04日05:08

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武漢肺炎のもたらす世紀末的状況、日本、そしてアメリカは、大統領選挙の行方は

 1週間ぶり復活である。別に武漢肺炎で隔離されていたわけではないが、昨年の1月のネパール旅行、2月末の右腕骨折以来の長期休止である。よんどころない事情があり、一部の方にはご心配をかけたのではないか、と気にかかっていた。
 武漢肺炎がヨーロッパと北米で猛威を振るっている。特にイタリア、スペインは、さながら14世紀から15世紀のヨーロッパを死の街にしたペストを彷彿させる世紀末的惨状に陥っている。

◎変異して悪性度を強めた?
 このような事態を、年初に誰が予想したであろうか。自己批判をすれば、僕は武漢肺炎を甘く見ていた。せいぜい風邪程度の症状で、そのうち収まる、と見ていたのだ。
 しかし武漢肺炎ウイルス(写真)は、驚くべき感染力で、次々と新しい宿主に飛び移っている。しかも、老人や持病持ちの人たちばかりでなく、数は少ないが若者や幼児をも命を奪う。
 特徴的なのは、症状が進み、肺炎が悪化すると、あっという間に死の転帰を迎えるということだ。お笑いタレント志村けんの死は、この疫病の怖さを大衆的に知らしめた。
 懸念されるのは、武漢で初めて発生し、ある程度の感染力を得たウイルスは、ヒトからヒトへの感染するうちに、途中で変異を重ね、悪性度を強めたのではないかということだ。本体が容易に変異するRNAだけに、その懸念が拭えない。

◎闇の中で
 日本の大都市圏の場合、小池知事も述べるように、無症状の感染者が繁華街や夜のネオン街であちこちにウイルスを拡散しているのだろう。水商売業者は零細だし、働く女性も日銭稼ぎである。店を閉めても、店の家賃は払わなければならない。休むのは、なかなかできることではない。できれば自分の店だけは営業したいとする業者を、エゴと批判するのは容易だが、自分がその立場だったら店を閉められるのか、と自問してしまう。
 ただこの騒動で風俗店だけは、活況らしい。テレワークなど在宅勤務と称し、会社に出勤する義務を免除されているので(それでいて正社員の場合は給料は保証されている)、平日昼間から風俗店に行けるのだ。世紀末的状況の中に咲いたあだ花にしろ、凡人は自由にされたら何をしでかすか、考えさせられるものがある。

◎民主党大統領候補指名争いは休止状態
 さて今や本家のスターリニスト中国をしのぎ、2日現在、22万人弱と世界一の感染者を出しているアメリカでは、2020年の最大のイベントである大統領選挙をも揺るがしている。
 「世界の首都」のニューヨークを中心にアメリカをも襲うこの疫病は、民主党大統領候補指名争いを中断状態に陥れた。3月17日のフロリダ州、イリノイ州、アリゾナ州の3州の予備選以来、各州の予備選はすべて延期されている。3州の予備選で全勝し、勢いに乗ったバイデン前副大統領も、その勢いが削がれてしまっている。
 若者ボランティアによる戸別訪問や集会で躍進してきた左派サンダースも、事情は同じだ。むしろ浮動票に頼る度合いの高いサンダースにとって、選挙運動の「休止」状態は、痛いに違いない。
 両候補とも、自宅に閉じ込められた状態で、先行きが見通せない状況だ(写真=左はサンダース、右はバイデン氏)。

◎危機は現職のトランプ大統領に有利
 この状況は、毎日のようにテレビに出て、吠えまくっている現職のトランプ大統領には有利だ。しかも「戦時の大統領」と称し、困難に立ち向かう「保安官」を演じている。実際、僅かだが、支持率は上がっている。
 爆発的感染がいつまで続くか分からないが、大統領選挙本選の日程は「11月の第1月曜日の翌日」と法で定まっているので、動かせない。
 民主党と指名への優位を固めたバイデン氏にとって、気が気でない状況だろう。

◎アメリカ国内にスターリニスト中国への損害賠償訴訟の動き
 ここに来て、アメリカの一部に、武漢肺炎の初期に真相を隠蔽し、今日の災厄を招いたスターリニスト中国の責任を問う動きが出ている。個人や企業が、スターリニスト中国政府を相手取って訴訟を起こす動きが広がる。
 アメリカ法に詳しくないので、これが本当に法廷で受理されるか、そしてスターリニスト中国への損害賠償が命じられるのか分からないが、この動きは多くの日本人も溜飲を下げる思いだろう。
 もし損害賠償を命じられ、懲罰的罰金も認められれば、スターリニスト中国は天文学的な賠償義務を負う。応じなければ、アメリカ国内のあらゆる資産が差し押さえられるだろう。
 この動きを見守りたい。

◎世界の安全保障に穴が空く危機
 もう1つ気になるニュースは、太平洋に展開中のアメリカ海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルト(写真)で武漢肺炎の感染が急拡大しているというものだ。感染は、他の空母でも懸念されている。
 アメリカ海軍は、最新鋭原子力空母を7つの海に展開し、スターリニスト中国やイラン、北朝鮮ならず者集団の盲動を牽制している。これが武漢肺炎で無能力化される事態になると、世界の安全保障に大きな穴が空く。
 もしこの事態を利用し、スターリニスト中国などのどこかのならず者国家が軍事行動に出れば、危うい。
 まさかとは思うが、これは空母を含めたアメリカへの、スターリニスト中国のばらまいた生物兵器ではないか、とさえ勘ぐりたくなる。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202004040000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「樺太紀行(31);花の季節に入った東京とわが街、南樺太、中知床半島のブッセ湖のワイルドフラワーの大群落の思い出」
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