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2019年07月09日04:06

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札幌・八剣山登頂記(中):山頂に広がる遮るもののない360度パノラマの絶景

 八剣山の標高は498メートルと低いものの(したがって中央口登山口からたった40分ほどしかかからなかった)、険阻な岩の道を登り、しかも右手骨折が響いて今年初めての登山とあって、けっこうくたびれた。

◎定山渓の先に残雪を残した山並み
 しかし八剣山は単独峰のために周りに遮る物がなく、360度パノラマが広がる。
 はるか定山渓方面の山並みの向こうには、残雪を残す山が望める(下の写真の上)。すぐ眼の前には、このピークより低い蝋燭のような岩峰がいくつも並び(下の写真の下)、まさに「8つの剣」の山である。
 しかも眼下に目をやると、歩いてきた八剣山果樹園、その先に豊平川が蛇行して流れ、さらにその先にのゴルフ場には平日なのにプレイヤーが蟻のように散らばって見える(写真)。
 山頂も岩がちだが、それでも10平方メートル弱の広場となっていて、岩の間に黄色い花が咲いている。キンバイソウなのか(写真)。

◎岩の間にカーネーション
 さらに標柱の先の崖の岩の間に、誰が手向けたのかまだみずみずしいカーネーションが挿してあった(写真)。
 僕が休みながら展望を楽しんでいると、途中で追い抜いた老人が到着した。若い頃は、こんなの駆け足で登ったものを、と問わず語りに口にする。聞くと、八剣山はほぼ3年ぶりとのことだ。

◎銀色に光る札幌ドームも
 急峻だから、年に何人かが転落している事故があるという。すると先のカーネーションは、誰かの慰霊の花なのだろうか。
 その老人に、目の前に広がるピークの名を教えてもらった。残念ながら、ここからは藻岩山は見えないそうだ。北に細長く延びる市街地郊外の先に銀色に光るのは、札幌ドームだ。札幌ドームは、前日にJRタワーに登った時にもよく見えた(写真)。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「最後の将軍、徳川慶喜、誠実さを完璧に欠いた「英明」なる君主(下);慶喜を慕い雪の山野を行軍してきた天狗党への裏切りと大坂城からの遁走」
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