mixiユーザー(id:18297560)
2020年09月18日13:25
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DP-720がやってきた➁〜聴いてみた編〜
聴くまではDP-77と大して変わらないんじゃないか、あるいはほとんど差が聞き取れないんじゃないかと思っていた。で、とりあえずセッティングして音出しチェック。
バッハ・イギリス組曲/曽根麻矢子・AVCL-25033〜４ SACD
普段よく聞くチェンバロ曲。最初にDP-720でかけてその後DP-77でかけた。
心理効果として後に聴いたもののほうが音がよく聞こえるというのがある。なので私は音が良いと思われる方を先に聴く事にしている。心理効果を乗り越えて評価出来ればホンモノだと思えるからだ。
パソコンで遊んでいた娘もなんとなく聴いていて、
「後に聴いた方は音が硬い」
と言った。これは私のファーストインプレッションと同じだ。私が「後の方が音が硬いだろ？」とうながしたのではない。自発的にそう言ったのである。
バッハ・無伴奏バイオリンソナタ/木野雅之 OVCL-00143 SACD
これも先にDP-720で聴く。「あれ？こんなに残響が長かったかな？」というのがファーストインプレ。DP-77にかけかえると、
「ああ！そうそう！残響感はこのぐらいだった」と自分の記憶と一致する。
ストラビンスキー・春の祭典/ズヴェーデン指揮オランダフィル OVXL-00007 ダイレクトカットSACD。私の持っているディスクの中で最も音が良い一枚。
久しぶりに聴いたせいか、音が出た瞬間に「ここまで音が良かったっけ？」と自分の記憶のあいまいさを疑った。透明度が高く楽器の一つ一つに実体感があって間接音成分が多く、ホールの空気感がとてもよくわかる。
しかしこれもDP-77で聴きなおすと、
「そう！自分の音の記憶はこれ！」となる。やはり720と比べると楽器が平面的になり、間接音成分の情報量が減り、透明度が落ちて音そのものもやや硬くなる。
夢で逢いましょう/村上ゆき ZQCS1005 CD
CDであるがあまり音をいじくりまわしてない感じがする好録音。これは娘と一緒に比較試聴した。結果として、DP-77とDP-720の音の違いはすべての面で評価が一致した。例えば以下のような感想だ。
「720だといかにも目の前で村上ゆきが歌っている感じがする」
「720だと歌っている時の口のなかの舌の動きが見えるような感じがする」
「720は生きている人が歌っている感じ。血が通っていて暖かみがある。77だとそこがデジタルっぽくなる」
これだけ一致すれば「高いものを買ったから音が良いに決まっている」といったプラセボ効果などではなく、はっきり音質差があると断定できる。
もう一つ評価を加えると、分析的な聞き方をしなくなり、音楽に引き込まれる感じがした。こうした印象を持つのは初めての経験で、時々ステレオサウンド誌でそのような評価を目にすることはあったが、ナルホドこういうことかと納得した次第。
イヤー、やっぱりすげえプレーヤーだ。といってもさらにこの上が世の中にごろごろしているのだけれど・・・次回は測定編！
バッハ・イギリス組曲/曽根麻矢子・AVCL-25033〜４ SACD
普段よく聞くチェンバロ曲。最初にDP-720でかけてその後DP-77でかけた。
心理効果として後に聴いたもののほうが音がよく聞こえるというのがある。なので私は音が良いと思われる方を先に聴く事にしている。心理効果を乗り越えて評価出来ればホンモノだと思えるからだ。
パソコンで遊んでいた娘もなんとなく聴いていて、
「後に聴いた方は音が硬い」
と言った。これは私のファーストインプレッションと同じだ。私が「後の方が音が硬いだろ？」とうながしたのではない。自発的にそう言ったのである。
バッハ・無伴奏バイオリンソナタ/木野雅之 OVCL-00143 SACD
これも先にDP-720で聴く。「あれ？こんなに残響が長かったかな？」というのがファーストインプレ。DP-77にかけかえると、
「ああ！そうそう！残響感はこのぐらいだった」と自分の記憶と一致する。
ストラビンスキー・春の祭典/ズヴェーデン指揮オランダフィル OVXL-00007 ダイレクトカットSACD。私の持っているディスクの中で最も音が良い一枚。
久しぶりに聴いたせいか、音が出た瞬間に「ここまで音が良かったっけ？」と自分の記憶のあいまいさを疑った。透明度が高く楽器の一つ一つに実体感があって間接音成分が多く、ホールの空気感がとてもよくわかる。
しかしこれもDP-77で聴きなおすと、
「そう！自分の音の記憶はこれ！」となる。やはり720と比べると楽器が平面的になり、間接音成分の情報量が減り、透明度が落ちて音そのものもやや硬くなる。
夢で逢いましょう/村上ゆき ZQCS1005 CD
CDであるがあまり音をいじくりまわしてない感じがする好録音。これは娘と一緒に比較試聴した。結果として、DP-77とDP-720の音の違いはすべての面で評価が一致した。例えば以下のような感想だ。
「720だといかにも目の前で村上ゆきが歌っている感じがする」
「720だと歌っている時の口のなかの舌の動きが見えるような感じがする」
「720は生きている人が歌っている感じ。血が通っていて暖かみがある。77だとそこがデジタルっぽくなる」
これだけ一致すれば「高いものを買ったから音が良いに決まっている」といったプラセボ効果などではなく、はっきり音質差があると断定できる。
もう一つ評価を加えると、分析的な聞き方をしなくなり、音楽に引き込まれる感じがした。こうした印象を持つのは初めての経験で、時々ステレオサウンド誌でそのような評価を目にすることはあったが、ナルホドこういうことかと納得した次第。
イヤー、やっぱりすげえプレーヤーだ。といってもさらにこの上が世の中にごろごろしているのだけれど・・・次回は測定編！
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