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2015年12月09日20:08

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「モグラ漫遊記」第二十九部〜佐世保歴史探訪編〜

第十四話「佐世保の夜(その2)」

承前

ところで書いていませんでしたが、昨日からの食事時には誰かが必ずエヌ先生にメールしています。ええ、食事の写真付きで(笑)。
これは我々の間での長年の習慣でして、目的は主に「羨ましがらせる」ことにあります(笑)。
そしてエヌ先生は、ちゃんと羨ましがってくれたのでした(笑)。

た+も:「エヌたん、来たかったんだろうね」

うん、馬刺しとか大好きだしねえ。ああ、たてがみを食べさせてあげたかった(笑)。

先ほどのイカの天麩羅が来て、酔いも回った我々の話はいよいよ混迷の度合いを深めていきます。

今、例の手帳を見ながら書いているのですが、「もっちーの修行時代の話」とか書いてありますね。どうも女性絡みの話のようなのですが・・・、しまった、全く覚えていない(爆)。

え〜と次は、「戦艦三笠 鉄条網」と書いてありますね。これは覚えてるけど・・・まあ書いてもいいか(笑)。

モグラが参加する前のオフ会で、横須賀の戦艦三笠に乗った時に、メインマストに登って怒られたお方が居たらしいんですね(笑)。
武士の情けで名前は書きません(いや昔「漫遊記」に書いた気がする(笑))が、その直後からメインマストは鉄条網でぐるぐる巻きになったんだとか。
懐かしい話でございました(笑)。

さて、イカの天麩羅を平らげて「ささいずみ」を後にします。
そして、たぬきをワシントンホテルに送還すると、もっちーとモグラは、夜の佐世保に彷徨い出したのでした。

ここからは、もっちーの記憶に沿って道を歩きます。
彼が前回佐世保に籍を置いていたのは、多分モグラが下関まで会いに行った時だと思うのですが、既にその時から10年が経っていました。

も:「昔、私がよく行っていた店に高校生の女の子が居てねえ。いやもう50代だけど(笑)。この前来た時には、その娘が店をやってたんですよ」

というわけで、もっちーの記憶を頼りに夜の佐世保の怪しげな(笑)通りを二匹で歩きます。
しかし結局お目当ての店は発見できず、どうしようかと思っていた時、もっちーがとある店の扉の前で立ち止まりました。

も:「これ、猫だよね」

モグラが見ると、店の名前「Old Shine」の「O」の字の部分が、猫の顔になっているのでした。

モ:「あ、好い感じだね。ここにしようか」

雰囲気からすると、ショットバーという感じだったので、ここで〆ようと決めて二匹はドアを開けたのでした。

扉を潜ると、カウンターだけの狭い店内で(モグラ達から見て)若いバーテンダーが「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。
お、何だか渋い感じ(笑)。

どうやら本格的なショットバーのようなので、長居する店ではありません。軽く2杯ぐらい飲んで帰る見当で注文しました。

モ:「マティーニ下さい」
も:「そのオロロンという奴を」

当然ですが、二匹ともよく判って注文してるわけではありません。雰囲気です(笑)。
でもバーテンダーさんは、丁寧に説明しながらカクテルを作ってくれました。(因みに、モグラのマティーニのレシピは、ジンはゴードン、ベルモットはノイリープラットでした。なお、もっちーのオロロンはシェリーです)

も:「昔、この先でやってた店はどうなったか知ってますか」

バーテンダーさんによると、その店は数年前に移転したとのこと。
今回は残念ながら、もっちーの、”ん十年前”の甘酸っぱい記憶とは会えず仕舞いだったのでした(笑)。

も:「そのGODIVAって、あのチョコレートの?」
バ:「はい、そうです」
モ:「それベースで1杯お願いします」

結果、

モ:「うん。甘くて美味しい」

酒飲んでる感じは全くしませんでしたが(笑)。

その後、ロンサカバラムやらレモンハート161やらの話になりましたが、残念ながら店には置いてないとのこと。
でも結構楽しめたので、もっちーとモグラは2杯ずつ飲んで大人しくその店を後にしたのでした。

帰り道で、あの店ならたぬきを連れて行ってあげても良かったね、とか話したのですが、その前に1km以上歩いているのは確実なので、やっぱ無理だよなという結論に(笑)。
こうして、佐世保の夜は終わりを告げたのでした。

続く
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