二正面作戦の愚

新型コロナ対応とは、すでに人類対COVID19の戦争なの。
この上他の戦争なんかしたら、二正面作戦で人類が負ける。

歴史上の成り立ちで言えば、
近代国家は、欧州において、戦争遂行のマネジメントのために成立した。
戦争と軍隊が近代化をスタートさせた。
そして、近代を戦争と軍隊に限定せずに、インフラを通じて社会に拡大して、近代化、近代社会の拡大は進んだ。

そして、かつては戦争によって達成していたことを、戦争によらずともなせるようになった。

逆に言えば、戦争と軍隊が未だに近代の象徴となってるような国家体制は、近代社会のスタートラインでまだウロウロ足踏みしている段階なのよ。



新型コロナ対策は、その社会のマネジメント能力が発揮されるべき「戦場」であり、マネジメント能力を試される場なのよ。

新型コロナ対応がキチンとできないようなマネジメント能力の組織が、
戦争をやっても、マネジメント能力の不足で、必ず負けるね。


イヤそもそも、二正面作戦という、マネジメントの上で避けるべきことを、むしろ打開策だと思ってしまうようなマネジメント能力では、なにをやっても失敗するさ。
現にそうなってるだろう。
舵取りは任せられないよ。

■「コロナ禍の解消には戦争」　新潟県燕市の教育長が発言
(朝日新聞デジタル - 09月01日 22:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6216319