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2020年07月04日04:05

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レモン

木曜の夜、T兄が来た。
もう両親へのお土産も(私の入れ知恵で)パーフェクトである。
重めのガンな父とヘロヘロ母に、毎回噛まなくていいひんやりお菓子。今回はありあまるほどのハーゲンダッツ各種。ママにこにこバッタ状態。ルックス的には恐いT兄は、話すととても感じのいい青年だ。52だけど、みえない。


いつものクラウンはもういない。私はさみしかった。あの子はいなくなってしまう。
「イオとの思い出がたくさんあるけど・・・もうこれ以上は。20万キロは走ってるし・・・」
近くのコインパーキングに新車を停めて、ゆっくりと部屋で夜を過ごす・・・・・


(新車を納車するにあたって平日休みを取って手続きをしなければならないというので、木曜金曜休まなければならないことになったT兄。しかもいるのは銚子の寮なのだけど車の会社は住居のある神奈川。先方の都合でその日しか取れず休まないと不可能、ほか役所の手続きも2つあった。お仕事や普段の足で車がなくては生きられないので、上にかけあってお休みを取ることに。その合間に、私とデートできることになったのだ。)


木曜日の上がりに、職場近くの青フラで笹竹を、そして百均で折り紙を買った。
帰ってから何時間もかけて、かざりを作り、飾った。


フォト

フォト



上がりはだから、超絶に早くした。
木曜日、近くのパーキングに停めてきたT兄。
七夕かざりの仕上げに、青フラで買った時笹竹についていた短冊を書いてもらった。
そして、私は赤い折り鶴を折ったので白い折り鶴を折ってもらおうとしたら、折り方を憶えてないと言うので、
「じゃーなんでも、飛ぶもの」
と言ったら紙飛行機を折ってくれた。
T兄の飛行機のうしろに、私の鶴はついて飛んでいく。紙の銀河を。そんなふうに置いた。


ゆかキャンプで楽しく子どもみたいに過ごし、しかし翌日もまた手続き色々。でもその金曜日も逢えることに。
3時間の上がりで、私は初めて、5階建てのビルを一本仕舞えた。3時間で。
師匠がなんなくやっていたこと。最後M川さんが少し手伝ってくれたけど、M川さんが指導してくれて、体は飛ぶように動いた。できるのが不思議だ。これが肉体?
師匠。お墓ができたら、息子さんが連絡くれるっていうから行くね。
できるようになったんですよ。一人でできるようになったんですよ。
あと、好きなひとができたの。もうそんなのできっこないと思ってたけど。


午後2時には私の家に迎えに来ると言うから待っていたけど、待てど暮らせど連絡がない。すると色々やって疲れて、健康ランドで一息入れていたらしいが、その駐車場で迷子になっていたことが判明。
男らしい迷子T兄は、駐車場でどこに車を停めたのか分からなくなってしまったのだ。


そこから私の家に来るのに、私の地元の市街地で迷子になり、私がナビをしたら、
4歳児でも分かる道で迷子に。トトロのめいだって分かる道で。
だからどうして「メインの一本道の街道をまっすぐね」、と言っているのに、「右手にラウンドワンが見えるでしょ?そしたらそこ右でいつもの私の家の近所だよ」、と言ってるのに、迷子になるのか。





「イオの言う通りに行ったらそうなった」
「いやいやいやそれおかしい」
電話が鳴った。出てみると、新しい白い、真珠みたいな色の大きな車で私を待ってた。
レクサスだ。私はもう名前が分かっていた。男の子だということも。
「お前また名前なんかつけるなよ」
「つけるんじゃないよあの子が言うんだもん。でもT兄には教えないよ(笑)」
「名前なんかないの!」
名は、ソロモン、という。
助手席に滑り込むと、しっくりとして、とてもなめらかで広かった。いい子だった。
(初めましてソロモン。よろしく、イオよ。T兄を頼みます)


居酒屋さんでゆっくりランチ。コロナがまたしてもひどくなってきたから、こうしてお店に行けるのもいつまでなのか分からないし、私ああいうお店好きだし。
T兄はほとんど何も口にしない。食の細い人だけど、なぜあんな筋肉になるのか。
腕立てと腹筋だけはちょっとしてるみたいだけど、ほかはお仕事だけだ。体質かもしれない。
でも車の中に、なんかつまんなそうなパンの食べかけがあったよ。


そらまめのから揚げの小鉢、つぶ貝刺身、せせり串一本(遅くて済みませんとほかに4本もサービスで串持って来てくれた)、ラム燻製、牛すじトマト煮込み。
当然食べきれない。T兄食べてくれないかなと思ったのに、串を一本つまんだだけ。
金髪の若い女の子の店員さんに、困って言った。
「あのね、サービスはうれしいんだけど、食べきれないの。余ったらもったいないから・・・」
「あたし、串食べますよ!」私は笑った。
「ぜひそうして。あとは持ち帰りって、できる?」
「ぜんぜんできますよ!」
「ありがとうね、おばちゃんもう歳だから食べきれなくて。こんなに来ると思わなかったの。どれもすごく美味しいよ!」
「おばちゃん、帰るよ」T兄が私に言って、女の子をからかった。いつもそうだ。女の子も男の子もからかって、からかわれた人たちは笑う。
女の子が言った。
「おねえさんも、おとうさんとゆっくりしてってくださいよ」
おとうさんと言われたT兄、憮然。
「おとうさんじゃないよ、彼氏だよー」
T兄が笑う。
じゃおうちに行こうか、シュガーダディ。


短冊に書かれた言葉。
私、これ、とっておくべき?
そうね、写真に撮って、きちんと川に流しに行こう。吉日は大光が教えてくれるだろう。
小学生の頃は、クラスでみんなで学級学級のそれぞれの笹竹を、多摩川に流しに行ったものだった。
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