宗教の時間！

ＮＨＫのラジオ第二放送で、日曜日の８時半から、そう
いうタイトルの放送があります。３０分の番組ですが、
宗教学者さんや、お寺の坊さんや、神父さんやら牧師さ
んが話をされます。

おとついは、長崎教区の私と同年代の神父さんの話であ
りました。長崎の浦上天主堂は、信者の方が９０００名。
子どもが９００名おったそうです。
今から６０年ほど前のことです。
「ひとみちゃん」は貧しくて、お母さんは病気、お父さ
んはお酒のみ。祖父母が、面倒を見ていたそうです。
神父さんは髪の毛を切ってあげたり、パンツを買ってあ
げたりしていたそうです。子どもたちが神父さんを囲む
とき、輪の遠くから見ていたそうです。

「ひとみちゃん」が７つの時、お医者さんに診てもらう
ことなく、寂しく亡くなります。
納棺する時、神父さんには声が聞こえたそうです。
「お父さんや、お母さんを責めないでください」
まったくもって清らかな顔だったそうです！

毎週の「宗教の時間」が、私は大好きです。