死にかけておられる母さんは、宗教に熱心な人でした。
無教会主義の内村鑑三先生に学び、戦前から生長の家
にも係わりがありました。
ですから、病気をおそれておりません。
本来病気は無い!が信条でありました。
当時高校生の私も、宗教にはなみなみならぬ関心があり
ました。
「心の力によって人生は作られるのや!」
が、私の持論でありました。
したがって、心を「光」に向けたら、人生は明るくなる
のやで!などど、常々、母と語っておりました。
開会式の日も、母はベッド、私は付き添いの椅子で、そ
んなことを話して笑っていました!
では「光」とは何か?
明るいこと。嬉しかったこと。感動したこと・・・。そ
んなことに満ち溢れた日記なんかを書いたらええねん!
つらいことがあっても、一日にひとつぐらいは、感動す
ることがあるもんやで!
開会式の日は、大空に自衛隊が描いた五輪の輪でした!
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