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2020年01月15日12:26

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段差があったのかな?

■ベビーカー乗せずに電車発車 線路に転落し2歳児けが
(朝日新聞デジタル - 01月15日 07:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5935950
何とも不運な話だが、坊やの怪我が軽かったのがせめてもの救いだ。

唯気になる点はいくつかある。

その1 ワンマン運転の是非
って、今時閑散線区で2人乗務も難しかろうから、ワンマン運転自体は不問でよかろう。
ただ、安全確認の責任はそれだけ重くなる。また後方確認しようにも運転席から離れられないとなると視界にも限界はある。ミラー等設置してあっても死角が出来る様では無意味だ。
その辺りは大丈夫だろうか?

その2 ホームと列車との段差
山陰本線京都口は今でこそ複線電化されているがつい最近までは単線非電化、[偉大なるローカル線]とも呼ばれていたがそれは決して褒め言葉では無く些か揶揄した表現だった。
と…言うことは…非電化時代のホーム高さは恐らく76cm。電化の際それでは低過ぎる(交流電化区間ならそれにも対応出来るように車輌側もデッキにステップの付いた仕様になっているがここは直流電化区間。直流専用の電車には基本的にステップが無い)ので嵩上げが行われたことだろうが、気動車編成の列車そして稀には機関車牽引の客車編成も発着するなら電車専用線並の110cmに嵩上げは出来ず恐らく92cm級。然し電車の床面とは30cm以上の段差が出来る。体力のある人ならベビーカーを持ち上げることも出来ようがそうでない人にはしんどかろう。子供は抱っこしてベビーカーだけ乗せる?それにしたって母親にかかる負担は同じだ。

大都市圏や中核都市の代表駅のように常に駅員が常駐している駅なら応援を呼んで乗降支援も出来ようが無人駅ではコレも不可能。かといって運転席を離れられない運転士が応援に行くことも難しい。

では車輌側にこういうときに出てくるスロープを付ける?それも難しい。殊にドアの部分は得てして台車に近い。ドアの下にそんな装置を付けるスペースは多分取れない。駅のホームがカーブしていたりすることもあるからその調整もややこしい。そして万が一走行中に故障でも起こして誤作動してスロープがはみ出したら?車輌限界どころか建築限界も侵してしまうから事故になりかねない。

鉄道事業者だって様々な対策は採ってはいるが中々完全に出来るモノでも無い。
なので利用する側もある程度はその辺り留意して安全に乗降できるよう心しておく事が肝心だね。
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