何ともお気の毒…

■職質される理由がわからない…密漁者に間違われた“撮り鉄”の嘆き
(日刊SPA！ - 10月05日 16:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5814970
確かに密猟者に対し神経質になるのは解る。警察の対応は非難できまい。
然し、せめて撮影位させてくれたってイイじゃないか！とは思う。
撮影、殊に天候と絡めたそれは一期一会なのだ。撮り逃がしたからと言ってもう一度撮れるってものじゃない。元記事の電気工事会社社員氏の進駐は察するに余りある。

ただ、何の趣味・ジャンルにあっても、部外者には得てしてその価値はわからない物だ。オレがその警官の立場だったら、この[撮り鉄]氏の持っていた釣り竿が、その場に出没する密猟者が使うものとは全く別で、その種の魚の釣りには不向きどころか使い物にならない代物だなんて判断できない(オレは釣りの趣味がないのでその方面には疎いから)。ただ、[鉄]に関しては半世紀以上のキャリアがあるから、彼の気持ちは解る。せめて撮影だけは配慮しただろう。

撮り鉄vs職務質問ならオレも遠い昔経験がある。そろそろ30年位前、殆ど人も車も通らず、細くはあったが見通しの良い田圃の中の道、特に駐車禁止の標識もなく、其処にクルマを停めて友人と撮影をしていたが、パトカーが停まってお巡りさんが降りてきてナンバーを控えていた。驚いて駆け寄り聞いてみると？
[見慣れない他府県ナンバーだったので念のため記録しておいた]
とのこと。不審者と思われたのか？
[この道は駐車禁止ではなさそうでしたので、此処に停めて列車の写真を撮っていたのです]
と説明すると一応は納得してくれた。勿論求められるままに免許証も提示して身分を明かしたよ。お巡りさんも物腰は柔らかかった。恐らくこの辺りの駐在さんって感じだったが…

幸いその時は目的の列車も無事撮れて事なきを得たが…もしお目当ての列車を取り逃がす羽目になっていたら…恨むぞ(^^);