残された時間は僅か

■私費で賄う大嘗祭、秋篠宮さま自ら提案　既存の神殿活用
(朝日新聞デジタル - 12月25日 03:14)
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大嘗祭は宗教行事か国事行為か？あくまで私見だがこれは国事行為だと愚考する。その様式が神社神道の影響下にあるとしても、天皇の存在自体が最早国体(国民体育大会のことではないので念のため)の基幹部分であり切っても切れない関係にあると考える。

ただ、大切な国事行為である事＝などと言うと不快感を露わにし噛み付いて来る御仁もあろうが＝だとしてもでは青天井で費用をかけてよいか？となると決してそうではなく、経費節減を求める声も出て来よう。

伝統を守り次世代に繋ぐ事それ自体にはどなたも異存はなかろうが、2000年どころじゃない長い間伝わって来た我が国の伝統は不変のものか？否、時代と共に変遷している。たとえその昔には意味があった事でも現在では技術革新や文化風俗習慣価値観の違いで意味を成さない案件も珍しくない。徒に金をかけてまで守るべきとは必ずしも言えないモノもある。

未来永劫伝えて行かねばならないモノはきちんと伝え、時代ごとにその時代の最新技術や風俗習慣に合わせて変えても良いモノ、変えた方が良いものはどんどん変えて行く。大元の中心、根っこの部分が揺らぎさえしなければ大丈夫…秋篠宮殿下のご発言はそう言う意図だと解釈した。

今上陛下が譲位されるその日まで残り4カ月余り。若しも新たに建物を建てるならそろそろ時間的にも厳しい。早急に解決させ無事譲位の日が迎えられるよう、関係各位のご高配を期する。