mixiユーザー(id:18118933)

2016年07月05日20:52

194 view

見逃した見損ねた。でも…何となく想像は出来る

Nスペ「介護殺人」特集 “重すぎる内容”に絶望
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4077454

どの様な理由があれ人殺しは大罪である。しかしそこまで追い込まれる家族の立場もわからなくはない。

実際オレ達が接してる利用者さん(要介護・要支援高齢者)の中にはプロ(一応オレも介護士だからその端くれ)でも梃子摺る様な「つわもの」が珍しくない。大小の排泄物撒き散らしたり暴力振るったり飲むべき薬を飲まなかったり生命維持装置を壊そうとしたり…それを在宅で、家族だけで世話をするなんて、いくら許されない事であることは判り切っていても、そりゃ殺意がわくのも無理もないなと思う。
(仕事だからと割り切っているつもりでも稀にやりきれない時もある。仲間内でついつい愚痴が出たりもする。勿論暴力を振るったりはしないが緊急避難的な一時拘束も場合によっては虐待に見做されるだけにそれは出来るだけ避けたい)。

ただ、最近は在宅であってもネット環境の進展で施設入居に近いサービスが得られる方式もある。勿論一朝一夕には無理だろうが一つの提案というかモデルが構築されつつある。

在宅介護の最大の利点は利用者さんが安心できること。いつもの暮らしと同じく顔なじみに囲まれて過ぎる日々が心の平安を保ってくれる。

ただそうなると家族の負担はそのままでは大きい。何かあったらすぐに駆けつけられる医療スタッフ・介護スタッフがいることが大前提になる。体制の整っているところはまだ少ない。

そこまではいかなくても、様々な介護サービスがあってもどこでどう手続きをすればよいのか?その辺の周知が足りないのも一因だろうね。だから誰にも相談できず抱え込むことになり結局追い詰められて「悪魔のささやき」に取り憑かれて…

そう言う悲劇を少しでも減らいしたいのだが、一介のそれも時給800円の非正規雇用の立場では目の前の利用者さんを支えるだけで精一杯なのが実情なのよ…
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する