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2015年10月23日18:10

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ファンタジーもの・SFものならともかく同時代物は辞めといた方が

リメイク希望!懐かしアニメTOP10
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3677224

無難なところだろうね。
所謂現代劇はその時代の文化風俗習慣がベースだ。仮名手本忠臣蔵も曽根崎心中も今でこそ時代劇だが作品が発表された当時は現代劇だったんだ。

勿論、20年前30年前の時代設定のドラマ(アニメでも実写でも)を作ること自体は不可能じゃないし当時の作品をRemakeすることだって技術的には然程の難しさはないだろう。

ただ、あの時代ならではの文化風俗習慣そして空気感がどれほど視聴者に通じるか?となると微妙な気がする。

今ではケータイやスマホが普及しているから出先でもリアルタイムで連絡を取り合うことは容易だがそれの普及していなかったあの頃、一歩[外]に出てしまえばもう連絡の取りようがなかった。待ち合わせのすれ違いのやきもきした感覚はしかし今の視聴者に通じるのかな?

ポケベルだのたまごっちだの一世を風靡したものの今では忘れ去られているものとか、かつて町中のいたるところにあった公衆電話とか、電車に乗る時は駅の改札口で切符にはさみを入れていた=これは今でも行っている鉄道会社・鉄道路線もあるにはあるが=とか…

あの時代をリアル体験している大人世代には懐かしい風俗も、あの時代を歴史としてしか認識できない若い世代には果たして通じるだろうか?もしかしたら現代劇ではなく時代劇的に見られているのではなかろうか?

実写ものもそうだが、その作品が作られた時代だからこその風合い・味わいってものがある。かつて人気があったからと言ってリメイクしても必ずしも当たるとは限らない。

リメイクするよりデジタルリマスター化位にしておいた方がイイかも知れないね。

尚リメイク自体を否定するものではないので念のため。現代風の解釈で新作を作ることを否定はしない。そういうのもまた面白そうではある。ただ、良作・佳作そして名作になるか?となると少々懐疑的にならざるを得ないのも偽らざるところではある。
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