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2021年09月18日08:46

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自宅療養者という定義が破綻していた?

緊急事態宣言の目的は何かご存知だろうか?新規感染者の減少?それは間違いだ。緊急事態宣言の本当の目的は感染者数のピークをずらして医療現場のひっ迫を回避することだ。何故かそれがいつの間にか感染者減少を目的にすり替えられていた。
思い出して欲しい。去年の最初の緊急事態宣言発出時のことを。政府ははっきりと感染者のピークをずらして医療現場のひっ迫回避と明言していた。そしてそのピークをずらすことに成功はした。つまり、端的に言えば緊急事態宣言は「時間稼ぎ」だったと言うことだ。
約1年半が経過した今はどうだろうか?いまだに本来なら「時間稼ぎ」であるはずの緊急事態宣言を発出中である。随分と長い時間稼ぎだ(苦笑)ではなぜ、いまだに緊急事態宣言を発出しているかと言うと単純な理由である。医療現場がひっ迫しているからだ。
東京都だけで見ると確保病床数6,583床に対して入院患者は2,684人なので単純計算で使用率は41%だ。ステージ3の指標が40%以下なので数値的にはまだ緊急事態宣言の条件でもあるステージ4ということになる。
確かに新型コロナウィルスの感染者数は去年と比較して増加しているがそれでもいまだに対応病床が確保出来ていない医療体制の方が問題視されるべきだろう。ベットを置いただけで対応出来る訳でもない、人的リソースが足りないのも理解出来る。いきなり感染症対応が出来る医師が増える訳でもない。ただ、それでももう1年半も経過しているのだ。極端な話、新規感染者が1日数万になろうが医療体制が確立していれば問題になることはない。確かに病床数は増えているはずなのだがそれでも何故かいまだに医療現場のひっ迫は解消されていない。
以前、私が書いた日記の「東京都の病床使用率66%は本当か?」を参考して欲しい。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1980136172&owner_id=1810450
ここで私は「新規陽性者数の増減に対して入院患者数がほとんど振れがないのが不自然な気がする。無症状者や軽症者の比率が都度、高くなったり低くなっていると考えるには実に不自然である。病床使用率が50~66%で収まっているのが不自然に感じてしまうのも仕方ない。そうなるとやはり、極一部だと思うが補助金を貰ってコロナ患者を受け入れていない医療機関があるのはないかという疑念が出てくるのだ。」と記載している。
最近、真偽は定かではないがこういうニュースが出てきている。
◆【独自】コロナ病床30〜50%に空き、尾身茂氏が理事長の公的病院 132億円の補助金「ぼったくり」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d53a203635ef158d9d8c027941d174efa28d19
病床は確保したが実際に稼働していないという疑惑である。記事の中で「全国で自宅療養者が11万人以上とあふれ、医療がひっ迫する中で、コロナ患者の受け入れに消極的なJCHOの姿勢に対し、医師などからは批判の声があがっている。」記載されている。これがもし、事実なら由々しき問題である。本来、入院治療しなければならないはずの患者が自宅療養にされているのではないかという話になる。自宅療養者と言いながら実は単に入院出来ない状態なので自宅にいさせられている人たちがいたと推測されてしまう。そうなると根本的に「自宅療養者の定義」がおかしくなっていたのではないか?
当然、自宅療養者数が減るのは良いことだ。だが、自宅療養者が「本当に自宅療養者」だったのかも検証が必要だろう。
一体、いつまで時間稼ぎのはずの緊急事態宣言を発出するのだろうか?途中から「本当の問題点」をすり替えられているのではないかと思うのは私だけだろうか?

■自宅療養者、6万人に大幅減=4週間ぶり10万人下回る―厚労省
(時事通信社 - 09月17日 22:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6671972
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