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2021年07月22日08:02

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なぜ国民が自粛要請に従わないのかを考えた方が良い

政治家が自粛期間中にパーティーを開いていたのも不遜である。また、定例記者会見を開催して毎週のように国民に自粛要請していた日本医師会の中川会長が政治資金パーティーを開催(参加でなく自身が発起人というところが悪質)したり、夜の会食をしたりと全く自粛とはほど遠い行動をしていたのだから説得力無しである。
◆日本医師会・中川会長、“噂の女性”と高級寿司デート 3密の店内でシャンパンを飲み
https://news.yahoo.co.jp/articles/97b35b594e292fe6f366cdbd35c0d76b59c3bb13
「○○ちゃんもやっている」から自分たちも自粛しなくても良いというのはいささか幼稚な理由かもしれないが、仮にも国民に自粛要請して不自由な暮らしを強いている人たちが自分たちは自粛しないで自由に行動していれば説得力など皆無である。
記事にある国際政治学者の三浦瑠麗さんの発言がその意味を顕著に表している。「大衆には禁令を守ってもらい、自分はルールを破るほうが合理的だからです。みんなが禁令を守ってくれれば感染が広がらず、病床は逼迫せず、自分は好きなことができる。そういう思いが、今回の中川会長の行動にもにじみ出ています。」要は国民が自粛してくれれば自分たちは感染リスクなどが減り自由に(経済)行動ができるという訳である。酷い話だ。
後、東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長の川口浩氏の言葉をもっと国民は知るべきだ。「医師会は一部の勤務医が所属していても、基本的には開業医の集まり。コロナ指定病院で、重症患者対応の最前線で体を張って戦っている医師のなかに、医師会会員はほとんどいません。ところが、世間が中川会長を日本の医師の代表だと思ってしまうから困ります。現実には、医師会会員は日本の医師全体の半数程度。医師会の先生方にも、すごく優秀で見識が高い方も大勢いらして、彼らは“中川会長をはじめとする幹部たちは、個人の見解を勝手に喋っているだけ”と訴え、また、メディアで医療崩壊だと無責任に煽っているのを、冷めた目で見ています」
つまり、医師の中でも医療崩壊が問題視されるのはわかるがそれをコロナ現場にほとんど関与していない日本医師会が訴えているのは本当に茶番であると言っている。
それこそ、開業医に新型コロナウィルス診療させれるように厚生労働省などに働きかければ良かったかもしれないがしなかった。する訳がない。新型コロナウィルス診療は儲からないからだ。手間はかかるし、面倒なので出来れば町病院とか開業医は診察したくないのである。でも、感染拡大すると開業医の稼ぎも減るので出来るなら感染を抑えたい(国民の為でなく自分たちの為)となるので国民に自粛要請をしているのだ。
川口浩氏がさらにこう述べている。「やるべきは医療の逼迫を改善すること。重症病床の使用率を示す分子は重症患者数で、政府や分科会は分子の縮小に躍起になって迷走していますが、医師会は確保病床数という分母の拡大に尽力すべきです。具体的には後方支援病床を拡大すること(中略)感染力のなくなった患者を本来の合併症名に変更し、指定病院から一般の後方病院に転院させれば、指定病院の入院患者の回転が上がって、ベッドが空きます。そういうシステム構築にこそ、医師会は着手すべきです」
日本医師会がいまだにこのようなことをしないでひたすら自粛しか要請しないのはあくまで自分たちの利権を守る為だけである。こんな人たちの自粛要請を逆にまともに聞くと思う方がおかしい。もし、都や県が自粛要請を出すならまず、このような自己利益の為だけに自粛要請を出している日本医師会などに苦言のひとつでも出さないと「同じ穴の狢」と揶揄されると思うが如何だろうか?

■首都圏4知事、都県境越える移動を控えるように呼びかけ
(朝日新聞デジタル - 07月21日 19:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6600560
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