寺内貫太郎一家

当たり前だが小林亜星さんといえば作曲家なので曲が有名なのだが世代によっては「寺内貫太郎一家」が思いつく人も多いと思う。「寺内貫太郎一家」とは昭和に制作されたTVドラマでその主人公である寺内貫太郎を小林氏が演じていた。作曲家が役者というのも異例と言えば異例だったがその風貌が寺内貫太郎に合ったのかドラマは大ヒットした。実は平成になってもいくつか特別編とかで制作されていたほど人気がある。
このドラマは結構、無茶苦茶でアドリブが多かったらしい。名物シーンは息子役の西城秀樹さんとの親子喧嘩のシーン。あまりにやり過ぎて西城秀樹さんが骨折してしまったのは有名な話だ。
この作品のヒットで当時は作曲家というより役者で有名になったという感じだった。それでもやはりCMソングを中心として多くの名曲を残されたという本来の作曲家としての功績は大きい。意外だがアニメの曲（ガッチャマンの歌など）も作曲されていたようだ。故人のご冥福をお祈り致します。

小林亜星さん死去88歳「この木なんの木」作曲家　「寺内貫太郎一家」主演
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