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2021年05月10日07:52

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「ステージ2(感染漸増)」以下を維持できるかが指標ならオリンピック開催は無理だろう

ステージ3の基準
入院者:20%以上50%以下
入院率:40%以下
重症者:20%以上50%以下
10万人あたりの療養者数:20人以上30人以下
PCR陽性率:5%以上10%以下
10万人あたりの新規報告数:1週間で15人以上25人以下
感染経路不明割合:50%以上
つまりステージ2はこの基準を下回らないといけないことになる。現時点で東京都の入院率は41%、重症者は20%、PCR陽性率8.2%なのでステージ3である。恐らく緊急事態宣言を発出した割には新規感染者数が減少傾向にないために必然的にこの数値が落ちることは通常はあり得ない。もし、どうしても入院率、重症者(入院率)を下げるなら対応病床数を増加するのが現実的だろう。一番の課題は感染経路不明割合だ。本当に50%以下とするならこれは現時点ではほぼ60%で推移している。あくまで本当に「ステージ2以下の維持」がオリンピック開催の条件なら現時点ではかなり厳しいことになる。医療関係者から言えばこの目安が妥当だろう。但し、経済面ではどうかとはなる。オリンピックの開催関係なくしても正直、ステージ2の維持は難しいと考える。理由は簡単で人の流れを抑止出来ないからだ。観光やレジャーはともかく、既にほとんどの人たちが日常生活を行っている。通勤・通学はほぼ正常だ。それは仕方ないことである。経済を止める訳にはいかないからだ。実際に日本医師会会長は東京都の1日の新規感染者数が100人を切ることを緊急事態宣言解除の目安と言っている。今の状況では到底その数値にするのは厳しいだろう。だからと言って西村経済再生担当大臣が言う通りいつまでも緊急事態宣言をしている(ブレーキを踏んでいる)訳にもいかないのも事実だ。医療関係者はとにかく限りなくコロナゼロを目指すように言うのは当然なのだがそれも今ではかなり厳しい状況である。政府を批判するのは簡単だ。しかし、医療面と経済面を鑑みて判断しないといけないのでそこのバランスは非常に難しい。散々言われているが「命が大事か、お金が大事か」である。無論、一般論なら命の方が大事に決まっている。しかし、いまの社会でお金がなくなるのは経済的な死も意味を持つ。「アクセルを踏むながらブレーキも踏む」そんな難しいことを政府がやっているのだ。「命が大事」派は緊急事態宣言継続を望むだろう。逆に「お金が大事」派は緊急事態宣言継続を望むだろう。オリンピック開催も同じかもしれない。建前はスポーツの祭典となっいているがやはり、現実では経済が関わってくるのでその辺のバランスも大事である。仮にオリンピック開催中止となった場合でも経済的な損失を最小限に抑える努力をしなければならない。推測だがオリンピック開催中止となると経済的損失も大きいのそう簡単に中止とする訳にはいかないのだろう。そうなるとまた、「命が大事」派からクレームが出る。結局、政府はどっちにしろどちらかの派から批判される立場なのだろうと思うと少しは同情はする。但し、しっかりと政府、東京都は開催の是非についてはしっかり国民へ説明をする義務はあるのであやふやな対応はしないで欲しいと思う。

■五輪開催の目安は「ステージ2以下の維持」 専門家指摘
(朝日新聞デジタル - 05月09日 19:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6511527
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