さて、いまのところ科学的にはワクチン接種がくも膜下出血を引き起こしたという証拠はない。また、逆に引き起こさなかったという証拠もない。「報告した医療機関は「評価不能」としている。」なのだから恐らく医学的に現時点では解明は出来ないということだ。死亡した60代の女性は基礎疾患はなかったということだがさて、そもそも基礎疾患とは何かとなる。検索するとNHKのホームページで新型コロナウイルス予防接種に関することで記載があった。そこによると以下の通りである。
・慢性の呼吸器の病気
・慢性の心臓病（高血圧を含む）
・慢性の腎臓病
・慢性の肝臓病（脂肪肝や慢性肝炎を除く）
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、またはほかの病気を併発している糖尿病
・血液の病気（鉄欠乏性貧血を除く）
・免疫の機能が低下する病気（治療中のがんを含む）
・ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態（呼吸障害など）
・染色体異常
・重症心身障害（重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態）
・睡眠時無呼吸症候群
次にくも膜下出血の原因（要因）は何かだ。調べた範囲だが主な原因は高血圧ということ。（当たり前と言えば当たり前）新型コロナウイルスのワクチン接種で挙げられた基礎疾患の中で該当しそうなのは「慢性の心臓病（高血圧を含む）」だろうか？しかし、ここで根本的な問題がある。そもそも、「基礎疾患がない」からワクチン接種したということだ。だから「基礎疾患もないのにいきなりくも膜下出血になるのがおかしい」という理屈が発生するのである。くも膜下出血はある日いきなりなってしまうという病気らしい。タイトルにも書いたが「爆笑問題」の田中裕二さんがくも膜下出血になられたのは最近のことだ。ご本人がインタビューとかに答えているがいきなり発症したということだ。無論、芸能人なので普段から健診はしっかりされており脳ドックも受診されていたという。それでもくも膜下出血になる可能性を見つけられなかったほどこの病気は簡単には見つからない。亡くなられた60代の女性も水面下ではくも膜下出血になる可能性があったかもしれない。ただ、遺族も解剖を希望はしないと思うからそれは調べる方法はほぼないだろう。
新型コロナウイルスのワクチンの死亡率は当然まだデータが少ないので正確にはわからないが米国では0.003％との報告がある。その数値を高いと見るか低いと見るかはもう個人の判断としか言いようがない。但し、正確には「ワクチン接種後に何らかの理由で死亡した事例」となっているので必ずしもワクチン接種が原因とも断定できていないのも事実だ。TVで米国にて医師をしている日本人がインタビューを受けていたが健康面というより心理面でのメリットを言っていたのが印象的だった。医療従事者だと自分が感染源になってしまうのではないかというプレッシャーになってしまうので結構、精神的に厳しいらしい。そういう人はワクチン接種して（100％ではないが）感染しないという安心感を得るのはありだろう。結局、この閉塞感が無くなるのならばというのがワクチン接種の本当のメリットかもしれない。そうなると個人的には強制的に接種しなくて各自の判断で良いとは思っている。
■ワクチン接種の６０代女性死亡＝新型コロナ、因果関係は不明―厚労省
(時事通信社 - 03月02日 19:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6431333
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