免許証デジタル化は手段であって目的ではないはず

目標を掲げるのは良いことである。企業でもそうだ。し
かし、内容が伴っていない。変な話、目標だけが先走り
している感じだ。正確には免許証デジタル化は手段であ
り最終目的があるべきだ。話は少しそれるが「働き方改
革」がいまの世の中叫ばれている。どの企業も「働き方
改革」が大事ということで就労規則などの見直しを図っ
ているのが勘違いしている企業もある。それはあくまで
「働き方改革」は手段であって目的があって初めて「働
き方改革」というのがあるはず。詳しくは以下を参考頂
きたい。
◆働き方改革−その1手段であって目的ではない。
https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17194410
つまり、本来手段であるはずの「働き方改革」がいつの
間にか目的化している企業がいるということだ。変な話
「働き方改革」をして目的を達成するはずが社内規定な
どを変更して「働き方改革」を形式的に達成したことで
満足してしまっている企業がいる。それでは「働き方改
革」のその先の本来の目的まで達していないということ
だ。この免許証デジタル化も目的ではない。最終的に何
が国民にとってメリットがあるのか目的を明確にしない
と意味がない。マイナンバーカードと運転免許証の一体
化を政府が考えているようだがそれは国民のメリットと
なり得るのかだ？（いまのところ特に何のメリットもな
いように思える）そこを間違えて計画を進めるとやはり
マイナンバーカードの二の舞になるだろう。目的がない
で手段ばかり進めてもほとんど成功することはない。
それは企業に限らず官公庁でも言えることだろう。

免許証デジタル化「強い指示」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6235833